飲むだけで脂肪を燃焼! 『えのき茶』ダイエット効果を医師に聞いた

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鍋物には必ずラインナップされ、味・栄養・価格と三拍子揃っているエノキタケ。じつはダイエットにいいのをご存知ですか? すでに流行に敏感な女性たちの間では、ダイエットの定番として浸透しつつあるようです。

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ブレイクのきっかけは、生産量日本一の長野県中野市での保存・活用法としてできたエノキ氷。これがダイエットに効果ありと研究成果が発表されましたが、その後、乾燥させて入れる「えのき茶」がNHKの情報番組で紹介されて大注目!

なぜ「えのき茶」がいいのか? 日本薬科大学医療薬学科長で医学博士の渡邉泰雄先生に、その効果について伺いました。

■「干したえのき」がとくに良いらしい

Q. エノキタケになぜ注目が集まっているんでしょうか?
A. キノコに含まれる「キノコキトサン」は、もともと脂肪燃焼に良いとされるのですが、他のキノコ類に比べてエノキタケには含有量が高いことがわかったんです。さらに研究を進めるうち、このキノコキトサンには、内臓脂肪を減少させる成分が含まれていることがわかりました。

Q.それはどんな成分なのでしょうか?
A.「エノキタケリノール酸」というのですが、アドレナリンと一緒になって内臓脂肪を積極的に減少させる作用があることも発見できたんです! と言っても普通に食べただけでは、体内に取り込みにくいんですね。ご存知のとおりエノキタケは食物繊維がしっかりしているでしょう。この繊維を壊せば抽出できる、とにらんだわけです。

Q.それで、今回のテーマ「えのき茶」に辿り着いたわけですね。
A.そうです。エノキタケを干したあと、細かく刻んでお茶にするんです。干すことで成分は凝縮、繊維も壊れますよね。さらに切り刻んでお茶にすることで、細胞の中に含まれる有効性分であるエノキタケリノール酸を抽出できるというわけです。

■『えのき茶』の効果で3つの脂肪が減少!

3ヵ月の臨床試験では、内臓脂肪、腹部皮下脂肪、腹部総脂肪のいずれにも「えのき茶」を飲んだ人は減少がみられました。


Q.「えのき茶」で、ほとんどの方に変化が出ていたんですね!
A.そうですね。でも、人によって効果は違いますし、どんな場合が、より効果を得られるか?など、様々な要素を組み込んで、一番効果の上がる飲み方を研究したんです。

ここから、カンタン「えのき茶」ダイエットを伝授!

■誰でもできる、超カンタン!「えのき茶」の入れ方

1  石づきをカット

2 バラバラにほぐす
「乾燥しやすいようにするんです」

3 天日に干す
「屋外で先ずは乾燥させ不十分なら窓際でも。紫外線を浴びることでビタミンDにも変わります。全体が良く渇いて茶褐色になれば完成」
※乾燥機間は3日程。重量が1/10位になるのが目安

4 細かくカット
「5mm以下を目安にキッチンはさみで細かくカット」

5 保存容器に入れて乾燥剤をいれて保存

6 干しえのきを5グラムほど取り分ける

7 保温容器に入れる

8  300〜500mlのお湯で抽出

9 30分以上置いたら飲み頃!

※エノキタケは食べてOK。お茶のあと、みそ汁やスープに入れても。ただし、カロリーや塩分の摂りすぎは禁物。
※過敏性大腸炎や高カリウム血症、腎機能低下している方は飲み過ぎ注意。
※一度にたくさん飲むとお腹がゆるくなることもあるので注意。
☆乾燥えのきは市販されているので、そちらを利用してもOK。

編集スタッフの感想
「えのきの甘さが溶けている感じで美味しい」
「飲みやすい」
「からだに良さそうな味がする」
「思ったより簡単だから私にも続けられそう」
「えのきにこんなパワーがあったとは」

■メタボにならないために続けて欲しい

「えのき茶」の効果を期待するなら、最低でも2週間から1ヵ月、本来は3ヵ月続けて欲しいですね。また、飲んでいるからと言って、100%頼り切って、メタボ一直線の食生活は控えてもらいたいものです。からだは正直で、片寄った食生活は、必ず数値に現れます。

今の食習慣の影響を受けるのは、将来の自分なんですね。もともと遺伝的な体質というのがありますけれど、自分の両親、祖父母などに、がんや生活習慣病の傾向がないか調べてみることも必要かもしれません。

もともと日本人は隠れ肥満が進行しやすいのです。「何とかしなきゃ」と思うなら、まずは「えのき茶」を楽しく継続してみてください。自己流に頼らず、基本を守って続けることが肝心だと私は考えます。


スーパーなどで1年中売っているエノキタケ。ごく簡単な方法で健康食材として手に入りますね。天日干しするだけで、こんなにも便利な飲み物になるとは、もともと漢方薬としても重宝されていた歴史にも納得です。ぜひ「えのき茶」効果をあなたも体験してみてはいかがでしょうか。


渡邉泰雄(わたなべやすお)先生
日本薬科大学医療薬学科長。横浜薬科大学特認教授。中国医科大学客坐教授。北里大学大学院修了、米国イリノイ州立大学ロックフォード医学校准教授、東京医科大学薬理学助教授、鈴鹿医療科学研究顧問を経て現職。「ウコンの力」「バナジウム含有富士山の天然水」商品化にも研究成果を生かし携わっている。

『内臓脂肪から落ちていく!えのき茶ダイエット』小学館より発売中

(取材協力:ゲンキのモト編集室 [http://genki-moto.jp/] )

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