帰省した中国の若者がもっとも嫌がる言葉「恋人はできた?」
1月23日は春節(旧正月)にあたり、中国人はみな実家に帰るが、一部の若者はある特有の悩みを抱えている。汽車の切符を買ったり、お土産を買ったりするのもそうだが、彼らの一番の悩みは、両親から「恋人はできた?」と聞かれることだ。この言葉はネット上で「中国の若者が一番嫌がるお正月のあいさつ」の1位に選ばれた。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。
独りで帰省はダメ
中国のミニブログ「微博(ウェイボー)」では春節の悩みについて議論が交わされていた。そのうち、半数以上のユーザーが「恋人はできた?」をもっとも嫌いな春節のあいさつとして挙げた。また、もっとも嫌いな「はなむけ」の言葉としては、「来年は恋人と帰ってきてね!」が、もっとも聞きたくない情報としては、「ほら、○○にも恋人ができたぞ!」が選ばれた。
親による結婚へのプレッシャーが、大多数の若者の悩みとなっている。28歳の女性は2011年の春節に帰省した際、母親に朝早く起こされたうえに、化粧や部屋の掃除をさせられたという。初めは何のことか分からなかったが、女性はふと危機を察し、友達とご飯を食べると嘘(うそ)をついて、家から逃げたそうだ。後から分かったのは、女性の母親はその日、友達の息子を招いて女性とお見合いさせるつもりだったらしい。
若者が恋人の存在についての質問を恐れることについて、心理学者の劉晏華氏は、「子どもに恋人の有無を聞いたり、結婚を催促したりする年長者の行為については理解できる。お年寄りは自らの焦りを緩和するために、このような行動にでる。彼らは自分の子どもが結婚問題で憂き目に遭うことを恐れているのだ」と分析した。(編集担当:米原裕子)
