カナダ代表FWジョナサン・デイビッド(ユベントス)が今大会2人目となるハットトリックを達成した。

 現地時間18日に開催されたグループB第2節カタール戦で、開催国の背番号10を背負うJ・デイビッドが爆発する。立ち上がりから果敢なフィニッシュでゴールの匂いを漂わせると、15分にはサイドから送られたクロスを右足ボレー。GKに阻まれたボールをFWサイル・ラリンが押し込んで先制点が生まれた。

 そして、29分にはJ・デイビッドが魅せる。MFテイジョン・ブキャナンのミドルシュートのこぼれ球を右足ダイレクトで合わせてネットを揺らし、追加点を奪取。31分にカタールに退場者が出て数的優位に立つと、45+3分にはラリンのヘディングシュートのこぼれ球を押し込んで自身2点目をマークした。

 後半に入ると、8分にカタールに2人目の退場者が出て、より優位な状況に。MFネイサン・サリバの得点、オウンゴールでさらにリードを広げると、45+2分にはサリバのシュートのコース上にいたJ・デイビッドがボールを受け、左足で蹴り込んで自身3点目を記録。16日のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに次ぐ、今大会2人目のハットトリック達成となった。

 昨季加入したユベントスでは負傷の影響もあり、公式戦46試合8得点と苦しんだ。そして、代表でも直近10試合で2得点、その内の1点はPKだったこともあり、批判にさらされることもあった。しかし、カナダ代表を率いるジェシー・マーシュ監督は「アーリング・ハーランドに次いで、私が指導してきた中で最高のストライカー」「素晴らしい才能を持っている」と同国最多得点記録を保持する大エースを信頼。常に愛情を持って鼓舞し、レギュラーとして起用し続けてきた。

 そして、大舞台でJ・デイビッドはその信頼に結果で応えた。ハットトリックと爆発し、カナダを6-0というW杯初勝利へと導いた。