オランダ戦のワンシーンについて言及した鎌田。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 日本代表は、北中米ワールドカップのグループステージ初戦で、強豪オランダと対戦し、2−2で引き分けた。

 劇的な同点ゴールが生まれたのは、1−2で迎えた88分。伊東純也のCKに合わせた小川航基のヘディングシュートが鎌田大地の頭にかすり、ネットに吸い込まれた。

 鎌田のラッキーなゴールにも見えるが、その前に秀逸な動きをしていた。小川と競り合おうとしたフィルジル・ファン・ダイクをブロックし、動きを制限していたのだ。結果、小川がフリーの状態でシュートを打て、自身のゴールに繋がったのだった。

 このプレーについて、現地18日の取材で鎌田に尋ねてみると、こう解説してくれた。
 
「(キッカーの)純也君のサインは、真ん中らへんに蹴るというサインで。僕自身は、ブロッカーの役ではあったので。誰をブロックしようかなと思ったときに、ファン・ダイク選手がやはり一番、弾けるポイントではあったと思うので」

 29歳のMFは、「しっかりブロックして、航基がしっかり枠に飛ばして、ゴール自体はラッキーでしたけど、チームとしてみんながやるべきことをやった中で生まれたと思うので。みんながしっかり、交代で出てきた選手も、役割をしっかり理解してやった結果なんじゃないかなと思います」と胸を張った。

 ただ、幸運だったわけではない。チームの約束事を遂行した、狙い通りのゴールだった。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

【動画】同点ゴール直前、鎌田大地の頭脳的な秀逸プレー