日本の歴史修正主義は地域の平和と安定脅かす 中国外交部

【新華社北京6月18日】中国外交部の林剣(りん・けん)報道官は18日の記者会見で、シンガポールのメディアが制作した731部隊のドキュメンタリーが注目を集めたとの質問に対し、日本の右翼勢力は731部隊を美化するなどの歴史修正主義に手を染め、地域の平和と安定を脅かしているとして国際社会に警戒を求めた。
林氏は次のように述べた。第2次世界大戦期間中、731部隊は人間性を失った生体実験や細菌戦を行った。被害者には多くの中国の民間人のほか、ソ連の捕虜や朝鮮の労働者、英米軍の捕虜などもいた。日本軍はシンガポールにも細菌部隊「岡9420部隊」を設置し、ここを拠点にマレーシアやインドネシア、フィリピン、タイ、ベトナムなどに支部を置いて違法な生体実験と細菌戦を行い、極悪非道な罪を犯した。
警戒しなければならないのは、日本の右翼勢力は山ほどある動かぬ証拠に直面しても反省を拒否し、悪名高い731部隊を「衛生研究機関」と美化し、歴史修正主義に手を染め、真相を極力隠蔽し、罪責を薄め、否定していることである。その根本的目的は歴史の定説を否定し、第2次世界大戦の勝利の成果を基礎とする戦後の国際秩序に挑戦することであり、地域の平和と安定を脅かしている。
歴史に対する姿勢は鏡のようであり、軍国主義の負の遺産も「新型軍国主義」の危険な動きも映し出している。国際社会は警戒を高め、断固として阻止しなければならない。
