海外メディアの質問に答える頼清徳総統(台北市で)=園田将嗣撮影

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 【台北=園田将嗣】台湾の頼清徳(ライチンドォー)総統は台北市で18日、海外メディアが主催した懇談会で、台湾東方の海域で活動を活発化させている中国について、「周辺国の唯一かつ最大のリスクと脅威だ」と批判した。

 中国は、日本とフィリピンが両国間の排他的経済水域(EEZ)と大陸棚の境界画定に向けた交渉開始で合意したことを受け、海警局の船などを台湾東方の海域に展開している。

 頼氏は、中国は「この地域の沿岸国ではなく、いかなる主張を行う権利はない」と指摘した。中国が地域の平和と安定を脅かしていると指摘し、「国際社会が共同で行動を起こすべきだ」と呼びかけた。

 中国国営新華社通信によると、交通運輸省海事局の巡視船「海巡09」など4隻が6〜10日、航行中の船舶198隻を検査し、規則・法律違反があったとして3隻が是正措置を受けたという。

 頼氏は、こうした中国の行動は「法執行を目的としているが、実際は領土拡大が目的だ」と非難した。