中国広西で内陸水路スマート船舶の実証船が試験航行
中国が建造した、南部の広西チワン族自治区で計画されている西江と北部湾の「川と海をつなげる」を実現する運河の平陸運河で運航される、初の5000トン級スマート船舶の実証船である北港運河002の試験運航が、6月17日に広西で行われました。同タイプの船舶が、建造段階から運営と応用の段階に移行したことになります。
北港運河002は、コンテナとばら積み貨物両用の内陸水路用船で、全長は89.92メートル、船幅は15.75メートル、深さは6.05メートルであり、平陸運河における1回の閘門(こうもん)の通過の効率が最も高くなるように設計された船です。
この船では多様なスマートシステムが統合されています。スマート統合プラットフォームは、船舶航行の重要データを統合して船陸間通信とデータ伝送を実行するなど船の「中枢大脳」として機能します。スマート航行システムではマルチセンサーと水路のリアルタイム認識機能を融合させ、障害物の事前警告や航路のスマート計画能力を備えています。監視警報システムは、動力や緊急対応、汚染防止などの重要機器についての24時間の全範囲監視を実施し、異常発生時の応答時間は3秒以内で、故障位置特定の精度は95%に達します。
今回の試験航行は約6時間続き、主に主機関の安定運転、操舵、航行性能、針路安定性などの試験が行われました。船舶の各装置は正常に作動し、設計通りの成果を達成しました。今後は、平陸運河の閘門や重要な航路区間に高精度の感知設備と通信ネットワークを配備し、段階に分けて計画に基づいて自動運転の実船試験を実施します。(提供/CGTN Japanese)
