【とこなめボート G1トコタンキング決定戦】松本純平 逃げてG1初優出初V 「こんな瞬間が来るとは」
ボートレースとこなめの開設73周年記念「G1トコタンキング決定戦」は、18日の最終日第12Rで優勝戦が行われ、松本純平(31=埼玉)が王道のイン逃げでG1初優出→初優勝を達成。SGボートレースクラシック(来年3月23〜28日、からつ)の出場権利も獲得した。2着は新田雄史、3着は佐々木完太。地元のエース・池田浩二は5着に終わった。なお節間売り上げは66億5004万2600円で、目標の65億円を上回った。
自身初となるG1予選トップ通過から準優勝戦10Rをイン逃げ快勝。優勝戦の1号艇を早々と手にした松本が、最後も王道のイン逃げで“速攻”の初G1タイトル奪取を決めた。
優勝戦は他艇に動きはなく、枠なり3対3の進入に。スタート展示ではコンマ21と出遅れたが、本番はきっちりと修正。コンマ14のトップスタートを決めて1マークを真っ先に回った。
「展示は失敗。本番は絶対に遅れられないと気合が入った。池田さんに少し出られたけど、いいターンができたし、エンジンは一番いい仕上がりでした」
早大卒。学生時代は業界誌「マクール」の編集部でバイトをしていた。
「あの時は、まさかこんな瞬間が来るとは思いもしなかった。レーサーになりたいの一心だったので」
レーサーとしての目標を明確に立てたのは、2023年にフレッシュルーキーに選出されてからだという。
「その時に1年後、3年後、5年後の目標を書かされるんです。そこで5年後の欄に“SGに出る”と書きました。なんとか有言実行できそうですね」
予定よりも早い達成となった。大したものだ。
表彰式が終わりピットに帰還した松本を待っていたのは、同支部の先輩・桐生順平と愛知支部の面々による手荒い洗礼(水神祭)。
「高くて怖かったです(笑い)。これからも精進して、SGの舞台で活躍できるような選手になりたい」
初夏のとこなめでズブ濡れになったボート界の"マツジュン"がSGで嵐を巻き起こすのも時間の問題か。
◇松本 純平(まつもと・じゅんぺい)1995年(平7)3月24日生まれ、兵庫県出身の31歳。埼玉支部所属。123期生。早大卒。通算1726走318勝3V。G1は今回が初優出で初優勝となる。SG出場はまだない。師匠は谷津幸宏(88期)。主な同期は前原大道、前田滉。1メートル66。血液型A。
