「彼らの分の責任」26歳DFが”盟友のW杯弾”に重ねた思い「夢を与えないといけない」
中村とアンダー世代の代表でもともに戦ってきたDF瀬古歩夢(26歳)は、この同点弾に特別な思いを抱いていた。
「嬉しいですね。今まで10年来、アンダーの頃から一緒にやってきた選手がこうした舞台で結果を出してくれるのは。自分にとってもすごく刺激になりましたし、また頑張ろうと思えました」
「もう“打つよ”と言っているようなものだったので。自分たちはもう分かってたので。それがゴールになって非常にうれしかったです」
世代別代表からA代表にたどり着くのは簡単なことではない。しかも、ワールドカップのメンバーに選ばれるのはほんのひと握りだ。
「アンダー世代で一緒にやってきた選手の中にはここに来られなかった人たちもいます。彼らの分の責任はここで自分たちが示さないといけないですし、今、アンダー世代で頑張っている子たちに夢を与えないといけない」
その点でも中村のゴールは特別だった。10年来の仲間の一撃は、瀬古自身の闘志にも新たな火をつけていた。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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