レンジエクステンダーEVの勢いに陰り?―中国メディア
中国メディアの快科技によると、発電専用のエンジンを搭載した電気自動車(EV)のレンジエクステンダーEV(EREV)をめぐり、エンジンを搭載せずバッテリーに蓄えた電力のみでモーターを駆動させて走行するBEVに取って代わられるとの声も聞かれる。
中国自動車流通協会乗用車市場情報連席分会のまとめによると、中国の5月のEREV卸売販売台数は9万5000台にとどまり、前年同月比24.9%減とこの5年で最大の落ち込みを記録。車名別で月間販売台数が5000台を超えたのは問界M6など3つにとどまった。
5月の生産台数も含めると、BEV、プラグインハイブリッド車(PHEV)、EREVから成る新エネルギー車(NEV)市場におけるEREVのシェアは7.0%に低下した一方、BEVとPHEVの販売台数は安定した伸びを見せている。
EREVの販売台数はこれまで年々増加してきたが、今年は多くの月で大幅減を記録し、わずかに増加した月でもその増加幅はごくわずかだった。
その要因として、市場が飽和状態になりつつあることや、消費者の購入意欲が低下していること、ガソリン価格の高騰によりEREVの優位性が下がったことなどが挙げられる。
EREVの将来については業界内で見解が分かれているが、市場から完全に姿を消すことはなく、ユーザーの多様なニーズに適応しながらBEVと長期にわたって共存していくとの見方が多い。(翻訳・編集/柳川)
