好調の波に乗りコスモキュランダで一発を狙う加藤士師

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 「宝塚記念・G1」(14日、阪神)

 昨年末の有馬記念。直線半ばで先頭に立ち、見せ場十分の2着に好走したコスモキュランダが、今度は春のグランプリでファンをアッと言わせる。

 今年はダービー馬2頭を含む豪華なメンバー。それでも加藤士津八調教師(41)=美浦=は「メンバーは強いし、どうかなと思うけど、逆に考えると強い馬たちがけん制し合ってくれれば、出し抜けるチャンスはあると思っている。そこは馬とジョッキーを信じて見守りたいです」と期待しつつ、静かに闘志を燃やしている。

 弥生賞ディープ記念を制し、G1の皐月賞と有馬記念で2着と中山で結果を残している馬。今回は昨年の大阪杯(8着)以来の阪神だが「舞台的には合うと思っている」とうなずく。状態面に関しても「いいですね」と手応えをつかんでいる。

 厩舎のムードもいい。5月が終了した時点でJRA19勝をマーク。キャリアハイだった昨年の21勝に迫る勢いで勝ち星を挙げている。そんななかでのG1挑戦だけに「流れはいいですよね」と力が入る。G1馬の陰に隠れているが、侮れない存在になりそうだ。(デイリースポーツ・小林正明)