「今よりもっと飛ぶ!」が必ず見つかる最新ドライバー!6モデル一気試打
毎年恒例「一気試打」のドライバー編。各メーカーの最新モデルは、フェース構造の進化や重量設計のアップデートで「飛び」と「やさしさ」が同時に底上げされるなど、話題作が目白押し。
全30モデルをギアへの造詣も深い小野耕平コーチと、タイプの異なるアマチュア3人が試打チェック。
4 人とも、今の自分のドライバーよりも「飛ぶ!」「振りやすい!」と驚く、買い替えたくなるモデルが多数あり、今年はドライバーの当たり年なのかもしれない!
テーラーメイド
Qi4D
Spec
●ロフト⾓/8、9、10.5、12度
●重さ/308g(REAX 60 Mid Rotation Blue)
●長さ/45.5インチ
●シャフト(フレックス)/REAX 60 Mid Rotation Blue(S)など
●価格/10万7800円~
【小野Check】弾道調整の幅の広さを活かしたい
顔がシャープでアライメントがとりやすく構えやすい。テーラーメイドらしいボール初速性能の高さに加えて、打感がいいのがグッドポイント。“もっちり”とした打感でボールがフェースに乗ってくれます。ウェイトは4つもついているので弾道調整の幅が広いのも、スイングが日替わりになってしまうアマチュアにはプラス要素になりそうです。
【ライター I】飛ぶイメージがわいてくる
ソール側がとてもシンプルなデザインになって、個人的には好みの顔。テーラーメイドの代名詞ともなりつつあるカーボンフェースは、やはりスピンレスで「飛ぶ!」というイメージがわいてきます。
テーラーメイド
Qi4D MAX LITE
●ロフト⾓/9、10.5、12度
●重さ/275g(REAX 40 Mid Rotation Blue・SR)
●長さ/45.5インチ
●シャフト(フレックス)/REAX 40 Mid Rotation Blue(R、SR)など
●価格/10万7800円~
【小野Check】高強度アルミでヘッドを大幅に軽量化
「まだまだしっかり振れるけど、ヘッドスピードをより上げていきたい!」という人に“ドンズバ”です。ボディに高強度かつ比重の軽い、軍事グレードのアルミを使っているので、フィニッシュまでよどみなく振り切れます。軽量でもヘッドが暴れにくいので、インパクトのタイミングがズレたりブレたりしにくく、ドローボールが打ちやすいですね。
【シニア長田】スポーティなデザインと球筋
スポーティなルックスなので、軽量モデルっぽくないのがいいですね。スピンが少ない弾道になるため、打った感触よりも実測データが飛んでいた。無理な強振をすることがなくなりそうです。
ブリヂストン ゴルフ
BX1ST
●ロフト⾓/9.5、10.5度
●重さ/312g(VENTUS BS6Ⅱ・S)
●長さ/45.5インチ
●シャフト(フレックス)/VENTUS BS6Ⅱ(S)など
●価格/9万3500円~
【小野Check】コンパクトヘッドは飛距離性能も高い
455ccのヘッドサイズは少しだけ小さいですが、構えるともっと引き締まって見える。コントロール系モデルらしい操作性はもちろんのこと、進化した「バイティングフェース 2.0」と「カーボンセミモノコックボディ」で低スピン化し、飛距離性能も高い。打音も締まっていて気持ちがよく、どんどん振っていきたくなるドライバーです。
【編集 M】フェースの効果は本当だった
セールスポンイトの「バイティングフェース2.0」のボールがフェースに食いついて滑らない効果は、こんなに曲がらないものか!と感心しました 。オフセンターヒットへの強さはトップクラスです。
ブリヂストン ゴルフ
BX2HT
Spec
●ロフト⾓/9.5、10.5度
●重さ/303g(Diamana BS50Ⅱ・S)
●長さ/45.5インチ
●シャフト(フレックス)/Diamana BS50Ⅱ(R、SR、S)など
●価格/9万3500円~
【小野Check】ドローバイアスでつかまえて飛ばす
フェースはスクエアで構えやすいですが、ボールのつかまりがとてもよく、ハイドローでキャリーをかせぎ大きく飛ばせるモデル。トゥ、ヒール側の反発が強く、飛距離ロスが少ないです。ヘッドの投影面積は大きめですが、振り抜きは軽やか。弾道調整機能でボールのつかまり具合や打ち出し方向をアレンジしたら、より自分好みの球筋が打てますよ。
【ライター I】やさしさの拍子がそろう
「上がる、つかまる、再現性が高い」というやさしさの3拍子がそろっています。インパクトにかけてトゥ側がボールを包み込んでくれるような動きをするので、自分でフェースターンする必要がありません。
フォーティーン
DX-001
Spec
●ロフト⾓/10.5度
●重さ/308g(F T- 6 d M)
● 長さ/4 5.7 5インチ
●シャフト/FT-6dMなど
●価格/11万円
【小野Check】スピンが入って弾道が安定する
特徴的なハイバックはフォーティーンの伝統ですね。近年のマーケットの傾向に反し、意図的に「スピンを入れる」設計になっています。じつはアマチュアはスピン量不足になっているケースも多く、このようなドライバーがハマるゴルファーは少なくありません。インサイドアッパーに振り抜けば、きれいなドローが打ちやすいドライバーです。
【編集 M】左に飛ばしたいくらい叩ける
10.5度のロフト以上に球が高く上がる。ときたま右に曲がる球が出るので左に飛ぶくらいぶっ叩いてみましたが「001」は振りちぎるほどよくて、ヘッドの加速力が上がり、ハイドローで飛ばせるモデルでした。
フォーティーン
DX-003
Spec
●ロフト⾓/10.5度
●重さ/312g(FT-6dG)
●長さ/45.25インチ
●シャフト/FT-6dGなど
●価格/11万円
【小野Check】スライサーほど大きく飛ばせる
スライスを抑えてボールの直進性をアップさせたい人には、ぜひ試してもらいたいドライバーです。重心深度が深く、打点がバラついても打球を高く、真っすぐ飛ばす力があります。シャフトもカット系の軌道のプレーヤーを想定して作られたオリジナルシャフトなので、スライサーのスイングの悪い部分をしっかりとカバーしてくれます。
【シニア長田】しっかり振りたくなる硬派クラブ
シンプルなデザインで、クラブ全体に“硬派”な印象があります。しかし、実際に打ってみると強い弾道でラインを出していける楽さがある。こういう“いぶし銀”なクラブを使うのもアリですね。
いかがでしたか。お好みのドライバーをぜひ探してみてください!
試打・解説=小野耕平
●おの・こうへい/1997年生まれ、茨城県出身。中央学院大ゴルフ部を経て、指導者の道へ進み、石井 忍 主 宰 の「エースゴ ルフクラブ 」にてインストラクターを務める。レッスンのみならず、クラブに対しても研究熱心。的確なアドバイスでアマチュアゴルファーを上達へと導く。
シニア代表
長田光史さん
51歳、ドライバーのHS30m/秒後半、持ち球はフェード系。スイングは方向性重視で“マン振り”はほとんどしない。そのぶんクラブの力を借りて、しっかりボールをつかまえながら飛ばしたい!
フッカー代表
編集M
HS40m/秒前後。持ち球はドロー。50歳をすぎて体と飛距離に衰えを感じているが「楽に飛べばいいってもんじゃないよ」と、クラブや球筋に対してもこだわりは人一倍強いベテラン編集者。
スライサー代表
ライターI
HS42m/秒前後。持ち球はフェード。クラブ選びの基準は「結果重視」。スライスとスピン過多になることが多いため、ボールをつかまえてくれて、スピンを減らせるドライバーを模索中。
構成=石川大祐
写真=田中宏幸
協力=エースゴルフクラブ千葉
