KRY山口放送

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使用済み核燃料の中間貯蔵施設の建設計画を抱える山口県上関町の町長選挙(10月4日投開票)について、現職の西哲夫町長は10日、出馬するかどうかについては「もう少し考えを整理する時間をいただければ」と話しました。

これは10日開かれた上関町議会の一般質問で議員の質問に答えたものです。

西哲夫町長は現在78歳。前の町長の辞職を受けた前回2022年の町長選に原発推進の立場で出馬し、初当選しました。

上関原発建設計画が中断する中、西町長は2023年、中国電力に地域振興策を要請、中国電力はその回答として関西電力との共同開発を前提に使用済み核燃料の中間貯蔵施設の建設計画を上関町に提案しました。

立地可能性調査の結果、中国電力は、上関町への中間貯蔵施設の建設は可能と結論付けていますが、施設の規模などを盛り込んだ事業計画は、いまだ示されていません。

町長選挙への対応を質された西町長は、「先月末から6月議会で進退について表明しなければならないと思い、私なりに考え悩んできた。 現在の正直な気持ちを申し上げますと、まちの将来、住民の要請に対し、責任ある立場で皆様の期待・要請を受けるべきと思う一方、まちづくりに意欲と情熱に満ちあふれた方が登場されることを期待して、待ちたい思いの狭間で悩んでいるのが現在の心境」と話しました。その上で、「もう少し考えを整理する時間をいただければ、近いうちに判断させていただく」などと述べています。

任期満了に伴う上関町長選挙は9月29日告示、10月4日投開票の日程で行われ使用済み核燃料の中間貯蔵施設建設計画の是非が争点になると見込まれています。

一方、原発や中間貯蔵施設に反対する住民団体は、これまでの取材に対し「候補を擁立する方向で調整したい」などと話しています。