ちびっこファン視線釘付け!上地結衣、パワフル&正確無比なプレーでストレート完勝 ベスト4進出で全仏連覇へ前進

テニスの「全仏オープン」は6月4日(日本時間5日)、車いすの部・女子シングルス準々決勝が行われ、第1シードの上地結衣が登場した。ワイルドカードで出場した世界ランク17位のポリーヌ・デルレード(フランス)を6-0、6-2のストレートで圧倒し、2年連続で自身通算12度目となるベスト4進出。連覇に向けた貫禄の勝利と、子どもたちを魅了するパワフルなプレーで会場を大いに沸かせた。
地元フランス出身の35歳、デルレードを相手に迎えた準々決勝は、序盤から完全に上地の独壇場となった。第1セットは立ち上がりから主導権を握り、相手に一切の隙を与えず1ゲームも失わない怒涛の6ゲーム連取で先取する。続く第2セットでは意地を見せる相手に2度のブレークを許したものの、女王の圧力は全く衰えなかった。

リターンゲームでは4度のチャンス全てでブレークを奪い返すという驚異的な決定力を発揮。持ち味であるダイナミックなスイングと、厳しいコースを突く正確無比なショットの連続に、地元のベテランは終始翻弄されるほかなかった。
現在32歳の上地にとって、全仏オープンの舞台は13年連続で14度目の参戦となる。前年大会を含めて過去に5度もローランギャロスの頂点に立っている絶対女王は、大会連覇に向けて盤石の強さを見せつけている。
この日の客席には子どもたちの姿もあり、世界トップレベルの技術が繰り広げられるコートに熱視線を送っていた。車いすを自在に操り、小柄な体から力強い一撃を放つ上地のパワフルなプレーに、ちびっこファンたちは『すっげー!』と言わんばかりに目をキラキラと輝かせ、すっかり釘付けになっていた。次戦もその躍動感あふれるテニスで観衆を魅了し、頂点へと駆け上がる姿に期待が高まる。
(ABEMA/WOWSPO/全仏オープンテニス)
