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3日、三重県などに大雨を降らせた台風6号。東海地方で初めて出された「レベル4氾濫危険警報」と避難の課題は…

【写真を見る】新たな“台風のたまご”も…台風6号で東海地方初の「レベル4氾濫危険警報」 どう行動した?避難ルートに危険ないか事前確認を

(岡部蒼人記者  3日)
「午前2時を過ぎた三重県熊野市です。体が押されるような強い風で、目も開けていられないほどの横殴りの雨が降っています」

三重県の熊野市や尾鷲市などで、6月の1か月間に匹敵する大雨を降らせた台風6号。伊勢神宮近くを流れる五十鈴川も増水し、近くの店にも水が押し寄せました。

東海地方で初「レベル4氾濫危険警報」を発表

台風から命を守るために大切なのは、増水した川からの「避難」です。

(中道陸平記者)
「津市内を流れる波瀬川です。上流から濁流が押し寄せ、越水しているようにも見えます」

3日は、津市内を流れる雲出川と雲出古川が一時、危険な水位に達し、気象庁は午前5時20分、東海地方で初めてとなる新しい防災気象情報「レベル4氾濫危険警報」を発表。

この「レベル4氾濫危険警報」は、市町村が危険な場所にいる人に対し、「避難指示」を出す目安となる情報で、実際、津市はこの直前の午前5時16分、雲出川沿いの地域に警戒レベル4の避難指示を出しました。

1時間ほどで水位はみるみる上昇…

対象となったのは雲出川沿いだけでなく、赤川など複数の川に挟まれた津市須ヶ瀬町。しかし、住民は…

Q.避難指示についてどう?
「気にしたことがない。避難場所に行こうと思っても、向こうもこっちも水につかったら行けない」
「ピンとこない最初は、だんだん慣れてくると思う」

しかし、川は一気に増水します。

気象庁が「レベル4氾濫危険警報」の対象としていない中、小河川の赤川でも1時間ほどでみるみる水位が上昇。避難指示が出された後の午前8時半には、橋の高さギリギリまで水が増えていました。

避難のルートに危険は?雲出川をわたって移動する必要が…

県の観測などによりますと、赤川で実際に「氾濫」が発生したわけではありませんが、川の周囲では田畑に水がたまる場所もあり、車が水没してしまう被害も出ていました。

「畑が全部埋まった。家から出る方が危ない」

水害から命を守るためには、災害が発生した後のレベル5ではなく、レベル4のうちに避難行動を取る必要がありますが…

(中道記者)
「この地区の住民らが避難する際、雲出川をわたって移動する必要がありました」

避難のルートに危険がないのか、台風が接近する前に、あらかじめとるべき行動を確認しておくことが大切です。