米オープンAIのサム・アルトマンCEO(2025年)=ロイター

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 片山金融相は29日、日本の金融機関が米オープンAIの新型人工知能(AI)モデルへのアクセス権を付与されたと明らかにした。

 新型のAIモデルを巡っては、サイバー攻撃に悪用される懸念が高まっている。金融機関側が最新AIを活用することで、対策が進むことが期待される。

 片山氏が29日、オープンAI幹部と面会し、アクセス権の付与を伝えられた。三菱UFJ銀行などメガバンクがアクセス権を得る。片山氏は会談後、記者団に対し「我が国の金融機関におけるサイバーセキュリティー強化の観点から歓迎すべきものだ」と述べた。

 米新興企業アンソロピックが開発した「クロード・ミュトス」などの新型のAIモデルは、システムの脆弱(ぜいじゃく)性を特定する能力が極めて高く、金融システムなどに深刻な影響を与える可能性がある。ミュトスについても日本政府とメガバンクなどが近くアクセス権を確保できる見通しとなっている。