神奈川県の人口、減少に転じる 国勢調査で初 7市町で増加、最も多かったエリアは

神奈川県は22日、第22回国勢調査(2025年10月実施)の速報結果を発表した。県内の総人口は919万3657人で、5年前の前回調査から4万3680人(0・5%)減り、1920年の第1回調査開始以来、初めて減少に転じた。県は今後の見通しについて、「合計特殊出生率は徐々に減っている。今の社会増の状況が変わらない限り、トレンドは大きく変わらず減少はこのまま進む」と見ている。
総人口は男性455万704人、女性464万2953人で、前回調査に続き、女性が男性を上回った。
世帯数は434万8580世帯で前回と比べ12万4874世帯(3・0%)増加。1世帯当たりの人数は2・11人で、0・08人減った。核家族化などが要因とみられる。
33市町村別では、7市町で人口が増加。各政令市を区で分けた県内58市区町村別でみると、18市区町村で増え、40市区町村で減った。
増加数が最も多かったのは川崎市多摩区(7327人)で、大和市(7094人)、藤沢市(6989人)が続いた。増加率では海老名市(3・8%)、川崎市多摩区(3・3%)、横浜市西区と大和市(3・0%)の順だった。川崎市多摩区は登戸駅前の再開発、海老名市は「相鉄・東急直通線」開通が影響したとみられる。
