ホンダ、日産、トヨタ──。メーカーの威信を背負ったプレリュード、Z、GRスープラの3台が、300km/hに迫る高速で超接近バトルを展開。勝負は、まさかの2台同時オーバーテイクで決着した。

【映像】日産&トヨタをホンダが“2台同時抜き”の衝撃光景

 スーパーGT 2026シーズン第2戦富士の終盤。ホームストレートでは、#38 KeePer CERUMO GR Supraを先頭に、#16 HRC PRELUDE-GT、#24 リアライズコーポレーション Zの3台が、白熱の5番手争いを展開していた。

 サクセスウエイトが最も重い38号車GRスープラを、16号車プレリュードと24号車Zが容赦なく追い回す形。さらに、16号車と24号車も抜きつ抜かれつの激しい攻防を繰り広げていた。

 24号車が16号車を抜き返そうと、最高速300km/h近くまで伸びる富士のホームストレートから1コーナーにかけてオーバーテイクを仕掛けた、その瞬間だった。先頭を走る38号車がアウトへ膨らみ、24号車の前を塞ぐ形に。2台が一瞬失速すると、その隙を16号車の佐藤蓮は見逃さずにインから2台まとめてオーバーテイクに成功した。

 続くコカ・コーラコーナーでもバトルは止まらない。16号車と38号車が急接近し、16号車のブロックに対して38号車がブレーキング。その隙を突き、今度は24号車が38号車をオーバーテイク。順位は16号車プレリュード、24号車Z、38号車GRスープラの順へと大きく入れ替わることとなった。

 この白熱のバトルには、ファンからも「青の3社対決すごいよかった」と興奮の声が上がる一方、「大湯くんは最近ブロック名人」と、幾度も巧みなブロックで先頭を守り続けていた38号車・大湯都史樹にも注目が集まっていた。

 なお、38号車はこのバトル直後からペースダウン。14周目の接触の影響もあったのか、徐々に順位を落とし、最終的には13位でレースを終えている。(ABEMA『笑って学べる!超GTぱーてぃ』/(C)GTアソシエイション)