MADE IN JAPANの傑作。上下左右に開くスーツケースの便利さを再確認
2025年8月6日の記事を編集して再掲載しています。
日本の美意識が詰まったスーツケースと言えるんじゃないでしょうか。
世界初、上下縦にも左右横にも開くスーツケースが発売されて今年で10年。
このアイデアとそれを実現する技術力で生まれたのが、国産バッグブランドPROTECA(プロテカ)の360(スリーシックスティ)シリーズ。
北海道は赤平市にある広大な自社工場で一から製作し、品質管理研究所にて動作テスト、衝撃テストなどさまざまな工程を経た、絶対的な品質で人気を集めるロングセラーモデルです。
縦横無尽に開閉できるスーツケース
なんといっても使い勝手が秀逸で、スーツケースを立てた状態のまま上から縦に半開きにすれば、空港などでお土産や上着などをさっと収納できるのが画期的でした。
いまでもそういった場合はスーツケースを床に寝かせて、よいしょとしゃがんで、がばっと見開きにするのが当たり前なので、この快適さは使った人にしかわからないと思います。
こういった、“さり気ない利便性”を見つける能力に優れるのが日本のブランド。
ややもすると、日本は技術力の高さのみ評価される傾向があるけれど、僕はこの着眼点こそ世界に誇れる日本ブランドの魅力だと思っています。
かゆいところに手が届く日本製スーツケース
それでは、360シリーズの現行モデル360G4 38L(7万9200円)の“さり気ない利便性”をその品質とともにチェックしていきます。
まずは4方向の開閉を可能にしたスーツケースを1周するファスナー。
この仕様により、狭いビジネスホテルのベッド脇などでも、スーツケースを縦に全開できるので、荷物の出し入れがだいぶ楽になります。また直線箇所はもちろん四隅もスムーズに引けるスライダーに作りの良さを感じます。
しかもファスナーには撥水加工を施しているので水の染み込みを最小限に抑えてくれるんです。
収納方法も秀逸。通常のスーツケース同様に2気室として使ったり、エキスパンドファスナーによりマチを広げて1気室として使ったり、2通りの使い方ができちゃいます。
写真のように大きい荷物が多い時は1気室、細かい荷物が多い時は2気室など、荷物に合わせた利用を可能にしています。
独自開発のサイレントキャスターは体感音量を大幅に軽減。さらにベアロンホイールの採用で、アスファルトなどボコボコしている道でもなめらかな走行を実現。
重量のある荷物を入れても軽々と移動できるし、朝や夜など家を出発する時にご近所迷惑にならずに済むというわけです。
ただあまりに滑らかに動くため、電車や水平型のエスカレーターではやや注意が必要とのことで、独自に開発した特許所得機能キャスターストッパーを搭載。手元のスイッチで簡単にキャスターを固定します。
しかも3年間、回数無制限の無償修理保証つきで、通常使用での破損はもちろん、航空会社による移動時の破損まで無償で修理してくれます。
利用するユーザーのことをとことん考え抜いた、このスーツケースがなんとも日本ブランドらしく、誇らしい気分にさせてくれるのです。
今回紹介した38Lサイズ(寸法:H54×W36×D25cm/機内持ち込み可、重量:3.1kg)の他に、海外旅行に最適な105Lサイズ(寸法:H76×W44×D37cm、重量:4.9kg )など全6サイズをラインナップ。なかなか海外に行く機会のない僕のかわりに、誰か世界中でこの魅力をアピールしてもらいたいです。
Photo: 吉嗣裕馬
