【レビュー】このピンクなら欲しい!Nothing新スマホ&ヘッドフォンに心掴まれた話
Nothingの新色「ピンク」を集めてみました
突然ですが、私は昔からソニーが大好きでした。いつも他とはちょっと違うことをして、最先端なのか、異端なのか、ギリギリを攻めるような製品たち。ひと目でソニーと分かる何かがあって、それらに触れるたび、SONYの4文字に憧れずにはいられなかったのです。
それから時が経ち、2021年。またひとつ、大好きなメーカーに出会いました。それが、Nothingです。
いまやガジェット界隈で知らない人はいないであろう、人気メーカーの一つ。スケルトンボディや、通知を光で表現する「Glyph Interface」など、今ある形の中で “ちょっと違う” ことをする。ひと目で「これはNothingだ」と分かるその独自性が魅力で、私もすっかり心を掴まれてしまいました。
それからというもの、Nothingの情報を追う日々。正直、製品展開が早すぎてすべてを手にすることはできなかったけれど、それでもいくつかのNothing製品を使ってきました。
使ってきたNothing製品の一部
そんな筆者が、この春発表されたワイヤレスヘッドフォン「Headphone (a)」(27,800円)、スマートフォン「Phone (4a)」(58,800円~)、「Phone (4a) Pro」(79,800円~)の中で、最も心を掴まれたのは何か。
それは、「ピンク」です。
……え?色の話? そう、色の話なんです! というわけで今回は、Nothingが提案する3つの「ピンク」を体験し、それぞれ使ってみて感じた「持ちたくなる理由」を紹介します。
甘くないのが鍵。「これなら欲しい」と思うピンクがある
Nothing 公式サイトより。まじピンクかわいいんだけど
Nothingの製品はもともと、ホワイトとブラックの2色がメイン。製品数が増えるにつれて、イエローやブルーなど遊び心のあるカラーも登場していきましたが、それでも、さすがに「ピンク」の登場は想定外でした。
理由は、Nothingの製品に共通するどこか無機質な印象があるから。ハードもソフトも、ちょっとギークで近未来的、そしてクールな雰囲気があるNothing。だからこそ、ピンクの持つ柔らかさや優しさ、かわいらしさとは、縁遠く感じられていたんです。
しかし、そこはメーカーの腕の見せ所。Nothingで使われているピンクはどれも、絶妙なさじ加減で、無機質さとしっかり共存しているんですよね。
遊び心を感じさせるピンクのカラバリは意外でした
可愛いけれど甘すぎない。茶目っ気はあるけど、子供っぽくなりすぎない。それでいて、Nothingらしい無機質さや工業製品っぽさはしっかりある。多くのファンがNothingに求めるモノと、新鮮さがちょうどよく合わさった感じです。
これはまさに、新境地! ピンクはちょっと可愛すぎて……という人にも、「このピンクなら欲しい」と思わせてくれる、ちょうどいいバランスになっていると思います(私調べ)。
透明か、メタルか。Phone (4a)とPhone (4a) Pro、さあどっち?
同じカラバリでも、同じじゃない。それぞれ魅力ある“ピンク”なスマートフォン
さあ、私の「ピンクはこうでなくちゃ」論はここまでにして、製品そのものの話へと移りましょう。まずは、Nothing初の“ピンク”スマートフォン、Phone (4a)とPhone (4a) Proから。
ぱっと見で大きく異なるのは、その外観デザイン。Phone (4a)はスケルトンの背面デザインに、小さくなった「Glyph Bar」を備え、これまでのNothingらしさをそのまま継承しています。
一方で、Phone (4a) Proはメタルボディを採用。航空機で使われるグレードのアルミニウムを用いた筐体は、金属製らしい光沢感とひんやりした触れ心地が特徴的です。カメラと、後述する「Glyph Matrix(ドットで情報表示する小さな画面)」の配置には、スケルトンの意匠を採用。今までにない、でも繋がりも感じる、新鮮なデザインになっています。
もちろん、4aシリーズとして共通する基本スペックも多く、例えば「OSはAndroid 16ベースのNothing OSを搭載」「ディスプレイは有機EL」「バッテリー容量が5,080mAh」などは同じ仕様。タッチ操作の反応もよくて、スイスイ使えるところも共通しています。
また、どちらも側面に「Essential Key」ボタンを配置。このボタンと連動して、スクリーンショットや音声メモなどを、記録・整理してくれるAI機能「Essential Space」が使えます。確かに、ネットやSNSでたまに「これいいな、後で調べよう」と思い、スクショ撮っておくけど、探し出せなくなることって、ありますよね。Nothingならではのメリットと言えます。
やっぱりスケルトンはいい!「Phone (4a)」でNothing帰りしたくなった
私は、Nothingの歴代スマートフォンの中で「Phone (2)」が好きでした。動かなくなるまでずっと使っていたし、壊れなければまだ使い続けたかったほどでした。
特に大好きだったのが、背面のデザイン。スケルトン、内部のデザイン、全面に光るGlyph Interface。いつ見ても美しく、手に持った時のフィット感も良くて、持っているだけで楽しくなる機種でした。
Phone (4a)では、そのPhone (2)の面影が感じられます。例えば、背面に配置されたGlyph Bar。光の数は大きく減ったものの、存在感は健在です。
左がPhone (4a)、右がPhone (2)
63個のミニLEDで構成されたGlyph Barは、実際に光る際には、大きく6つに分かれて光ります。全面で光っていた頃と比べると、やっぱり寂しさはあるんだけど、少ない光でも状況が判断しやすく、視認性はバッチリです。ちなみに赤い部分は、録音や録画をすると常時点灯する仕組み。アクセントとしての機能も十分です。
スマホを触ったあと、画面オフして机に置くと、すうっと移動しながら光るところもお気に入り。Phone (2)のときも画面を伏せると光っていたけれど、Phone (4a)の方が、スマホも休息に入る感じがして、これもまた良いなあと思いました。
ピカピカ光るGlyph Barは、通知やタイマー、音量調整などと連動させられます
そして、内部のデザインが見えるスケルトン仕様。この中身のメカメカしさがたまらないんですよね。そこに加わる、淡く透けたピンク色。ああ、やっぱりかわいすぎる……!
実際手に持ってみて、意外にも気に入ったのが側面のマットな質感です。ラバーとまでは言わないけれど、滑りにくく、手に馴染むような感覚がいい。持った時に安心感があります。
ボタン配置は本体の上の方に集約。本体サイズがそこそこあるので、手の小さい私にとっては少し操作しにくく、この点は少し残念でした。
ずいぶんシンプルにはなったけれど、中が見えるってやっぱワクワクして良いね
さあ、ようやくひっくり返して、前面をチェック。6.78インチLTPS AMOLEDディスプレイを採用し、解像度は1,224×2,720ドット、画素密度は440ppi、ピーク輝度は4,500nitsです。
実際使ってみると、非常に明るくて、視認性が高いなと感じます。明るさレベルを最大にすると、目に飛び込んでくるような明度を実感できます。コントラストもはっきりしていて、パキッとした表示が見やすいです。
ぐるりと画面を囲むベゼルは、ちょっと太め。個人的にはここも、全体のデザインと相まって、ポップでかわいらしい印象で、洗練され過ぎていない感じがむしろ好きです。最大120Hzまでのリフレッシュレートに対応していて、操作感も滑らかでいい感じ。
映像再生では、画面表示を初期設定(カラー「鮮明」、色温度「真ん中」)のままで見ると、色味はほんの少し青寄り。といっても、「iPhone 17と見比べたら若干ね」という程度の話で、明瞭で見やすかったです。ただ、鮮やかすぎると疲れちゃうという人は、「標準」にしたり、色温度を「暖かい」寄りにしたりすると良さそう。
カメラはトリプル構成。5,000万画素の広角、5,000万画素の3.5倍望遠、800万画素の超広角レンズが背面に備わっています。望遠は最大70倍のウルトラズームに対応。ちなみに、フロントカメラは3,200万画素です。
このあたりはもう、十分以上と言えるスペック。上を見ればキリがないですが、「日常で使いやすく、十分にいい写真が撮れる」カメラです。撮影してみて感じたのは、柔らかい雰囲気というよりは、精細感がしっかりあって鮮明な写り。コントラストや色味もはっきりした感じで、明るい環境下での撮影で特に活躍しそうです。
ピンクの空を撮りたかった
10倍くらいまでのズームは調子いい。これは7倍
画像処理エンジンは「TrueLens Engine 4」を搭載。AI消しゴム機能や、細かな画像調整も可能になっています。プリセットの写真モードも好き。モード名にイメージ画像がついているので雰囲気が掴みやすく、「こんな写真撮りたいな」と思わせてくれます。
プリセットでいくつか用意される写真モードは、選ぶときもかっこいい
こんな感じとか(Amber)
こんな感じとか(B&W Film)
とことん所有欲を満たしてくれる「Phone (4a) Pro」
Phone (4a) Proは、ガラリと印象が変わります。明らかなのは、やっぱりこのメタルボディ。ピッカピカなメタルじゃなくて、少しマットで控えめな光沢感が上品でいいんですよね。発色も抑えめで、甘いだけじゃないピンクの魅力が詰まっています。
プリセットでいくつか用意される写真モードは、選ぶときもかっこいい
手に触れた時の質感も違います。金属のひんやりとした低い温度や、Nothing史上最薄の7.95mmという薄さで、上位機種らしい質の高さが伝わってきます。それにしても、薄さなんて本当に少しの違いなのに、持ってみるとこうも違うのかと驚きます。
背面で目立つのは、やっぱりGlyph Matrixです。137個のミニLEDで構成された小さな窓には、光とドットが表示され、より分かりやすい通知や時間表示が可能です。単純に、ドット絵があの頃のゲームみたいでかわいい、というのも大いにありますね。
光よりも明確に「何か表示している」感はあるので、気になっちゃう人は表示させなくてもいいでしょう。私はこのギミックをしっかり楽しみたいので、常時時計表示にして、おやすみタイマーで夜間だけオフする運用で楽しみました。
また、コミュニティが作ったGlyph表示をダウンロードできる「Nothing Playground」で、好きなものをダウンロードするのもオススメ。もちろん自分で作ってもいいですが、まずは手軽に、この小さな窓を楽しむと、より愛着もわくと思います。
私は「振り子」をダウンロードして表示。ただ揺れるのを見る、だけです
カメラは5,000万画素の広角、5,000万画素の3.5倍ペリスコープ望遠、800万画素の超広角のトリプル構成。フロントカメラは3,200万画素です。メインカメラにSony LYT700Cセンサーを採用し、望遠は最大140倍のウルトラズームに対応。さらに、よりリアルな表現に向上させるという「Ultra XDR写真」と「4K Ultra XDRビデオ」にも対応しています。
カメラの配置も、Phone (4a)とは違っています
特に印象的だったのは、やっぱり最大140倍ズーム。一体どういうこと?と思って試したのですが、遠くのビルの一室が見えそうなくらい近づくことができて、びっくりしました。
140倍ズーーーーーーーーム!
20倍以上のズームをすると、自動的に「AI超解像」がONになり、AIが画像を補正してくれます。もちろんそれでも画像の崩れやノイズ感は残るのですが、こんなことまでできるの?という面白さがあります。
20倍以上のズームにすると、超解像度ズームが自動オンに
撮影してみると、Phone 4aよりもややナチュラルかなという感じ。私の写真の腕がイマイチで伝わりにくいのですが、精細さは同様にありつつ、柔らかさも出て、より自然な写りになる印象。見た目に近い雰囲気で残しやすい感じがありました。
少し明るさ下げて撮っています
こちらも7倍ズーム。いい感じです
こちらも7倍ズーム。キリッとしてますねえ
ディスプレイは、6.83型のフレキシブルAMOLED。解像度は1,260×2,800ドットで、画素密度は450ppi、ピーク輝度は5,000nits、最大リフレッシュレートは144Hzと、ちょっとずつ確実に “Pro” 仕様になっていますね。ベゼルもPhone (4a)より、少しだけ狭まっています。
Phone (4a)と同じ動画を見てみましたが、まずしっかり明るい!初期設定(カラー「鮮明」、色温度「真ん中」)のままで、同じ条件でじっくり見比べてみると、色味が少しナチュラルになって、よりスッキリ感のある映像。iPhone 17ともじっくりじっくり見比べれば、Phone (4a) Proの方が少しコントラストが強めかな、という印象でした。
ちなみに、内蔵スピーカーは両方とも、中高域が際立つというか、少しエッジを感じるくらいに、人の声がはっきり聞こえます。また、音が画面からしっかり前に出てくる印象もあり、動画視聴ではセリフがとても聞き取りやすく感じました。
忙しない日々のなかで、無理なく自然とスマホと距離を置く
aシリーズはミドルレンジ(中価格帯)だけど、正直、十分以上のスペックだと思います。デザインのオリジナリティがあることで、中身も変わったスマホに見えるかもしれないけれど、良い意味で中身は “これまでと変わらないスマホ” 。むしろ、10万円以下で買えて使い勝手がいいって、メリット多めなモデルだと思います。
また、私がNothingのスマートフォンをいいと思っている、そして周りの人におすすめしたくなる理由は、デザイン性や使い勝手のほかに、もうひとつあります。
それは、スマートフォンとの距離の取り方です。今やどこをみても、スマホの画面に夢中になる人たちばかり。Glyph Interfaceは、そんな現代人の「画面を見続ける時間」を減らす工夫として行き着いた機能なのだそうです。
Phone (4a) Proのこの部分、ロボットのコックピット空間みたいな印象がある。私だけでしょうか?
背面の一部に光る機能を残した「Phone (4a)」、ドットで最低限の情報を表示する「Phone (4a) Pro」、どちらもそんな工夫が継承されています。背面の工夫で、スマホとの距離を自分で決められるって、結構すごいことだと思います。
実際、Nothingのスマホを使ったことによって、私は今も、スマホは画面を下にして置く癖がつきました。重要な通知を逃すのでは?と思うかもしれませんが、今のところそんなことはなかったし、たぶん、そうそうないでしょう。
ついつい見過ぎてしまうスマホとの距離を適正に保ち、その上で、愛でたくなるデザインで、持っていて楽しい、目で見て楽しい気持ちにさせてくれる。「Phone (4a)」と「Phone (4a) Pro」はどちらにも、そんな他にはない魅力があると思います。
ポップになったNothingヘッドフォン「Headphone (a)」
Headphone (a)は若者にも、アラフォーの筆者にも刺さるかわいさ
今回、一番楽しみにしていたのが、Headphone (a)です。ターゲット層は「ファッション性やデザインを重視する若年層のユーザー」とのことですが、全然アラフォーの私にも刺さりましたね。
Nothingは昨年、初のヘッドフォンとして「Headphone (1)」を発売。四角いボディとスケルトンデザインで、スマホ同様、普通のヘッドフォンだけど “他とちょっと違う” が詰まった一台で、話題になりました。名門オーディオブランド・KEFとのコラボレーションしたという本格サウンドという点も、オーディオファンから注目されたポイントでしょう。
そんなHeadphone (1)のデザイン要素を引き継ぎつつ、よりポップで手に取りやすくなったのが、Headphone (a)です。デザインの特徴は、イヤーカップの中央に配置されたカラーパーツ。柔らかでミルキーなピンクは、やりすぎてない感じがいい! ピンクの他に、ホワイト、ブラック、イエローも展開しています。
これなら、机に置いてあるだけでテンションが上がるし、ファッションアイテムとしても持ち歩きたくなりますよね。個人的にはPhone (4a)との組み合わせが好き。セットで使いたくなります。
イヤーカップのメッシュ素材もピンクになっています
ドライバーには、40mm径のカスタムダイナミック型ドライバーを搭載。振動板はチタンコーティングが施されています。質量は310gで、実際着けてみるとまあまあ重さは実感する程度。イヤーパッドは低反発でピタッとフィットします。ヘッドバンドの内側にもぷにぷにしたパッドがついていて、着けていて頭が痛くならなかったのは好印象でした。
ヘッドバンド内側は、ぷにぷにした触感のパッド付き
ピタッとしたフィット感。側圧も強すぎないので、着け心地は良いです
肝心の音質ですが、最初に感じたのは低音のパワー感。そして、その強い低音に負けない、高音の存在感です。好みは分かれるところかもしれませんが、尖った感じというか、全体的にそれぞれの音が際立っている印象を受けました。
真ん中あたりのボーカル帯域は、低音、高音と比べると主張はしません。かといって埋もれる感じはなくて、聴き取りやすさがあります。全体的に音がそれぞれ明確で、カリッとしたサウンド。好みは分かれるだろうけれど、Ear (a)を聴いた時のような元気さも感じられて、メリハリが気持ちよく、楽しく聴ける曲も多いはず。
試聴はAmazon Music、コーデックはLDACにして、せっかくなのでPhone (4a) Proと組み合わせました。
Phone (4a) Proと繋いで聴いてみた
イコライザーは「バランス」の状態で、まずは「HANA/Rose」を再生。メンバーそれぞれの声もくっきりと届き、楽曲の力強さもしっかり堪能できます。ただ、ちょっと高音がキンキンして感じる場面もあったので、イコライザーをカスタムにして、バランスを見ながら高音と中音を少し下げることで、個人的には聴きやすくなりました。
最近ハマっているAngine de Poitrineの楽曲では、先ほどカスタム設定したイコライザーの状態だと、ベースがかなり強めに感じられたので、今度は低音を下げることに。ギターの高音は逆に、もう少し感じたかったので、キリキリしない程度に引き上げました。
と、こんなふうに色々とイコライザーをいじって、自分のちょうどいい音を探すのも、楽しいところ。ただ、そういうのが面倒な時もありますよね。スマホと繋ぐだけでいい感じに聴きたいという人は、音の好みが合うかどうか、試してからの購入がおすすめです。
曲によってはちょっと調整する方が私は好みでした
ノイズキャンセリング機能は、効果的だと思います。アプリで「高」に設定すると、空調の稼働音など、何もない時にはそれなりに聞こえていた音が、ほぼ聞こえなくなるくらい、しっかり抑えてくれます。外音取り込みは、多少デジタルライクに集音している感じはあれど、ナチュラルの範囲内。ANC機能はとても使いやすいなと感じました。
先ほど「普通のヘッドフォンなんだけど “他とちょっと違う” が詰まった一台」と言いましたが、操作の仕方は、普通じゃなかったです。
私はオーディオもガジェットも、まず直感的に操作してみて、わからなくなったら説明書を見るというタイプなのですが、いつものヘッドフォン感覚でHeadphone (a)を使おうとしたら、結構つまづきました……。
まず、Bluetoothボタンが見つからない。大体側面のどこかにあるじゃないですか。Headphone (a)では、Nothingヘッドフォンの独特な形状を活かしてか、イヤーカップの側面や外側じゃなくて、内側に配置されています。
お前、ここにおったんか!
音量調整も最初はわからなくて、苦労しました。側面にある楕円形のボタン(ローラー)が、回転式になっていて、くるくる左右に回すと、音量のアップダウンが操作できるようになっています。その下にある細長いボタン(パドル)は、左右にカチ、カチッと倒すようにして動かして、曲送り/戻しの操作ができます。
ローラーを回すと、カチカチと回転に合わせて聞こえる操作音もいい。最初はパドルの方が音量調整かと思ってました
ちなみに、右イヤーカップの外側にあるボタンは、マルチボタンみたいな感じ。Nothing OSスマホとの組み合わせでは、メディアプログラムの切り替えや、長押しでChatGPTとの接続などが可能。iOS/Androidでは、一回押すと音声アシスタントの起動ができます。
右イヤーカップの四角い部分にある黒丸が、マルチボタン的なやつ
いつものヘッドフォンと思って触りだすと、しばらく苦戦したけれど、ひとつひとつギミックがわかっていくと、急激に楽しくなってきて、さらに愛おしくなってきました。操作はアプリ「Nothing X」から、多少の設定変更もできるので、自分仕様にしていくのもアリです。
「この世界観、好きだな」で選ぶと、満足度に繋がる
やっぱりNothingはかっこいい!また乗り換えちゃおうかな
今回、Nothingの新製品をまとめて試して改めて感じたのは、感情で選べるガジェットってやっぱりいいな、ということ。
もっと高性能だったり、もっとコスパに優れていたりするアイテムは、たくさんあります。だけどNothingには、“欲しくなる理由” がちゃんと見出せる、そんな魅力がどの製品にも溢れていると思うのです。
机に置いておきたくなる、持ち歩きたくなる。音楽を聴いたり、スマホを触ったりするのが楽しくなる。そういう感情を引き出してくれる製品は、多くないんじゃないでしょうか。
それはきっと、作り手自身がテクノロジーを楽しんでモノづくりをしていること、その思いが伝わってくるプロダクトになっているからだと思います。
やっぱりNothingは、かっこいい!
