トニー・レオン、初のヨーロッパ映画出演 ベネチア6冠『Silent Friend』日本公開決定
【画像】25周年特別版が公開中の『花様年華』
本作は、『私の20世紀』(1989年)、『心と体と』(2017年)で知られるハンガリーの鬼才、イルディコー・エニェディの最新作。舞台はドイツの学園都市にある植物園。一本のイチョウの木を中心に、1908年、1972年、2020年という3つの時代を生きる人々の人生が交錯していく。自然と人間の間に宿る神秘的なつながりを、幻想的かつ重厚な映像美で描き出す。
本作は、昨年の「第82回ベネチア国際映画祭」コンペティション部門に選出され、マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)、FIPRESCI賞を含む6冠を獲得している。
トニー・レオンが演じるのは、香港から招かれた神経科学者の主人公。レオンを想定して書かれた“あてがき”だったといい、出演作を厳選することで知られる彼も脚本に惚れ込み出演を決断。劇中では英語を披露している。
共演には、世界的に活躍するレア・セドゥ、本作で新人俳優賞を受賞したルナ・ベドラー、そして、新星エンツォ・ブルムが名を連ねる。撮影監督は、ロイ・アンダーソン監督作品で知られるゲルゲイ・パロスが参加し、多様な映像技法を駆使して、静謐で幻想的な映像世界を創り上げた。
海外メディアからは「心と脳を刺激する新たな映画体験」(THE FILM VERDICT)、「『心と体と』の精神を受け継ぐ深い余韻を残す作品」(VARIETY)などと絶賛されている。