交差点の中で「立ち往生」してパニックに! 慌てて「バックで戻る」は絶対ダメ!

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交差点の中で「立ち往生」してパニックに! 慌てて「バックで戻る」は絶対ダメ!

 2026年も春を迎え、旅行などで普段あまりクルマに乗らない人もハンドルを握るシーズンとなりました。

 ときには、不慣れな道や渋滞した道路でヒヤリとする場面に遭遇することもあります。

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 なかでも運転に不慣れなドライバーが迷いがちなのが、「交差点の真ん中で右折待ちをしている最中に、目の前の信号が赤に変わってしまった」というシチュエーションです。

 対向車線の直進車が途切れるのを待つために交差点の中央付近まで進み出たものの、対向車が途切れないまま、信号が黄色、そして赤へと変わってしまう。

 このような時、「赤信号だから止まらなければ」と交差点の真ん中で停止すべきか、それとも「そのまま右折してしまっていいのか」、困ってしまう人も少なくありません。

 結論から言えば、すでに交差点内に進入している状態であれば、「速やかにそのまま進行して交差点の外へ抜け出す」のが法的な正解です。

 道路交通法の規定に基づくと、青信号で適法に交差点に進入したクルマは、その後に信号が赤に変わってしまったとしても、交差点内に留まらずにそのまま進行することが認められています。

 むしろ、赤信号になったからといって交差点のど真ん中で立ち止まってしまうと、これから青信号になって走り出そうとする交差道路のクルマの進路を塞ぐことになり、かえって大渋滞や重大な衝突事故を引き起こす原因となってしまいます。

 また、「赤になったから元の停止線まで戻ろう」とバックギアに入れて後退する行為も非常に危険です。

 後続車に衝突するリスクが高く、まさに絶対にやってはいけないNG行動と言えます。

 交差点に入ってしまったら、周囲の安全をしっかりと確認したうえで、落ち着いて右折を完了させるのがドライバーの正しい義務なのです。

 この「交差点内での赤信号」というテーマについて、インターネット上やSNSでは様々な体験談や意見が交わされています。

「教習所ではそのまま進むと習ったはずなのに、いざ赤になると『信号無視で捕まるのでは』と不安になって焦った」「右折待ちで取り残された時に、後ろのクルマから『早く行け』とクラクションを鳴らされてパニックになった」など、実際の現場で周囲のプレッシャーや不安を感じているドライバーのリアルな本音がうかがえます。

 一方で、「右折車が抜けようとしているのに、対向車の直進が黄色や赤になっても強引に突っ込んでくるのが一番怖い」「無理に右折しようとすると、すり抜けてくるバイクや自転車とぶつかりそうになる」といった、対向車両や周囲の交通に対する警戒を呼びかける声も目立ちます。

 実際に、信号が赤に変わる直前にスピードを上げて交差点に進入してくる「駆け込み直進車」と、焦って右折しようとしたクルマとの右直事故は後を絶ちません。

 こうしたトラブルを防ぐためには、運転手一人ひとりの冷静な判断が不可欠です。

 交差点で右折待ちをする際は、信号の色が変わっても決して慌てないこと。

 そして、対向車が確実に停止したのを見極め、横断歩道を渡る歩行者や自転車がいないかを自分の目でしっかり確認してから、ゆっくりと交差点を抜け出すことが大切です。

 また、そもそも前方の道路がひどく渋滞している場合、青信号であっても交差点内に進入してしまうと、そのまま身動きが取れなくなってしまう恐れがあります。

 前方が詰まっている時は、青信号でも停止線の手前で待機するという基本的なマナーを守ることも、交差点内でのパニックを防ぐための有効な自衛策です。

 周囲の状況を予測して、「ゆとり」を持ったドライブを心がけましょう。