【WWE】BACK LASH(5月9日・日本時間10日/フロリダ・タンパ)

【映像】完璧な“毒霧封じ”が炸裂 史上初の日本人女子対決

 日本人女子レスラー二人の因縁と愛憎にまみれたストーリーが大舞台でついに決着。1年半近く続いた泥沼の師弟抗争は、完璧な“毒霧封じ”で流れが一変。勝者の深々な一礼に感極まった敗者が涙のハグ&キスで応えるという劇的なノーサイドで幕。互いに譲らぬ攻防にファンから「日本のプロレスを見せた」など感激の声が相次いだ。

 WWEプレミアム・ライブイベント「BACK LASH」で、PLEのビッグマッチでは史上初となる日本人女子対決が実現。“ジーニアス・オブ・ザ・スカイ”ことイヨ・スカイと“女帝”ASUKAが互いの意地とプライドを激突させた。

 同じユニットで時代をリードしてきた先輩と、その背中を追い続けた後輩。相思相愛の師弟関係はイヨの台頭とユニット離別によって関係が泥沼化。先日の退団騒動に揺れたカイリ・セインを巻き込んでの因縁は大舞台での決着戦にもつれ込んだ。結果はイヨが「オーバー・ザ・ムーンサルト」によるクリーン勝利で“ASUKA超え”を達成。勝者は深々と礼を尽くし、敗者が涙ながらに抱擁するという劇的なクライマックスとなった。

 試合は開始からロックアップのレスリング攻防、ハードヒットなエルボー合戦と質実剛健な立ち上がり。ASUKAのラフファイトがイヨの飛び技をことごとく封じ、得意の打撃やサブミッションで追い詰める。イヨも俊敏性を活かした掌底アッパーから高角度ミサイルキックで“俺だ、俺だ!”ポーズを決め、会場を盛り立ててジャーマンで反撃。だがASUKAはアスカロックや逆十字でサブミッション地獄を仕掛け手に汗握る高度な攻防が続いた。

 流れを変えたのは中盤、アナウンステーブル上での攻防だった。ASUKAが隠し玉のポイズンミストを噴射。しかしイヨは咄嗟にアナウンス資料を盾にして完璧に防御してみせる。これまで前哨戦で浴び続けてきた毒霧をついに封じた瞬間、ファンからは「完全ガード」「これは新展開」「上手くて草」「こんな展開あるのか」と驚きの声が続出した。

 十八番を封じたイヨは場外“クロスボディ”から”アサイ・ムーンサルト”と得意の空中殺法で主導権を握る。だがリング上に戻ると再びASUKAの独壇場に。サブミッション地獄に捕まりイヨは失神寸前。それでも張り手合戦、ジャーマン合戦を切り抜け、最後は”オーバー・ザ・ムーンサルト”をクリーンヒットさせカウント・スリー。1年半近く続いた抗争に、ついに終止符を打った。

 ABEMAの解説は「真っ向勝負で超えましたね先輩を」とイヨを讃え、試合のターニングポイントとなったミスト封じについて「あのような機転の効いた返し方は、ずっと組んで、やり合っていたからのガードの仕方だった」と総括した。

 そして本当のクライマックスは、勝敗が決した後に訪れる。深々と頭を下げリスペクトを態度で示したイヨに対し、ASUKAがまさかの涙。騙し討ちのミストもなく、涙のハグとキスで後輩を祝福した。真のノーサイドにファンも「ASUKAが素の顔に、、、」「毒霧と思わせて感動」「表情がいいね」「通じ合えたか」「日本のプロレスを見せた」と泥沼の師弟関係が迎えた美しい決着に歓迎と祝福、感動の声が相次いだ。(ABEMA/WWE『BACK LASH』)

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