明日の為替相場見通し=為替介入への警戒感や中東の緊張緩和期待が上値を抑制
今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、日本の通貨当局による為替介入への警戒感や米国とイランの戦闘終結に向けた合意への期待感が上値を抑えそうだ。予想レンジは1ドル=155円60銭~156円80銭。
米ニュースサイトのアクシオスは6日、米国がイランとの戦闘終結に向けて1ページの覚書を準備し、合意に近づいていると報じた。イランは米国の提案を精査していると伝わっており、過度なリスク回避の動きが後退していることから「有事のドル買い」が巻き戻されやすい。また、4月30日に行われた為替介入に続き、日本の大型連休中にドル円相場が急落する場面が複数回みられたことから介入警戒感も依然として強い。三村淳財務官は7日、「為替介入に関する国際通貨基金(IMF)のルールは回数を制限するものではない」と述べている。
ただ、米国の提案に対してイランから回答があるかどうかは不明で、中東情勢の先行き不透明感は払しょくされていない。米原油先物相場が再び騰勢を強めれば、インフレ圧力の高まりを意識した米長期金利の上昇を手掛かりとしたドル買いや、エネルギーの大半を輸入に頼る日本の貿易収支悪化の思惑を背景とした円売りが流入しそうだ。
なお、日本時間今晩には1~3月期の米労働生産性指数(速報値)、前週分の米新規失業保険申請件数、3月の米建設支出が発表される。
出所:MINKABU PRESS
米ニュースサイトのアクシオスは6日、米国がイランとの戦闘終結に向けて1ページの覚書を準備し、合意に近づいていると報じた。イランは米国の提案を精査していると伝わっており、過度なリスク回避の動きが後退していることから「有事のドル買い」が巻き戻されやすい。また、4月30日に行われた為替介入に続き、日本の大型連休中にドル円相場が急落する場面が複数回みられたことから介入警戒感も依然として強い。三村淳財務官は7日、「為替介入に関する国際通貨基金(IMF)のルールは回数を制限するものではない」と述べている。
ただ、米国の提案に対してイランから回答があるかどうかは不明で、中東情勢の先行き不透明感は払しょくされていない。米原油先物相場が再び騰勢を強めれば、インフレ圧力の高まりを意識した米長期金利の上昇を手掛かりとしたドル買いや、エネルギーの大半を輸入に頼る日本の貿易収支悪化の思惑を背景とした円売りが流入しそうだ。
なお、日本時間今晩には1~3月期の米労働生産性指数(速報値)、前週分の米新規失業保険申請件数、3月の米建設支出が発表される。
出所:MINKABU PRESS
