玉川徹氏(2019年7月撮影)

写真拡大

元テレビ朝日社員の玉川徹氏は7日、同局系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜午前8時)に出演。福島県郡山市の磐越自動車道で6日、マイクロバスがガードレールに衝突するなどして北越高(新潟市)の生徒1人が死亡した事故をめぐる問題点を指摘した。

同バスには、強豪で知られる男子ソフトテニス部の部員らが乗っていた。事故をめぐっては、新潟県五泉市のバス運行会社「蒲原鉄道」が、学校側から経費を抑えるためとの依頼を受けたとして、バスをレンタカー会社からレンタルし、運転手に関しては同社の営業担当が知人を介して依頼したものの、バス会社側は直接の面識がなかったことなどが、6日に行われた会見で明らかになった。福島県警は今後、運転手の手配の経緯などについて詳細を調べる方針とみられている。

玉川氏は、運転手が依頼された経緯を念頭に「(学校の)先生とかの中に(マイクロバスを)運転できる人がいなかったので、という話があった。確かこの大きさのバスでは、大型免許が必要になるようだが、そういうふうなバスを、先生でも大型免許を持っていたら運転させたのか、というふうなことですよね」と、指摘。「プロじゃなくても運転をさせているというふうな実態は、もしかしたらいろいろなところにあるのかもしれない」と私見をまじえながら「もっと小さなマイクロバスなら、普通免許でも運転できるものもありますので、ワゴンとか、そういうふうなものなら、わざわざバス会社にお願いしないで、身内でやろうというようなことも、一般的に多く行われているのかもしれない。学校の中では」とも口にした。

その上で、「しかし、そうなると、何のために2種免許があるのか、何のためにバス会社があるのかということになる。もちろん、プロがやっているということだけではなく、その会社が事故を起こさないために、さまざまな(運転手の)健康チェックとかも含めて責任を負っている。そのために『白バス』はいけませんよ、というふうなことになっているわけで、そういうような部分を踏まえると、先生とか父兄とかで(運転できる人が)いなかったのでレンタカーを借りて、免許を持っている人にお願いしました、というふうなことになったとしたら、それはもしかすると、安全を考えた上では、問題があったのかもしれないですね」と指摘した。

一方、解説でリモート出演した亀井正貴弁護士は「運行管理をちゃんとできるようなところを主体に委ねないと、多くの生徒を預けるということをしてはいけないと思います」と述べた。

番組MCのフリーアナウンサー羽鳥慎一が「学校の部活動というところで、もしかしたらそういう金銭的な問題も当然出てきますからね」と応じると、玉川氏は「部活もそうだし、地域のスポーツのような時に、わざわざ頼むよりは身内で、というふうなことはあるんじゃないかな、いっぱい。だとしたら、それ自体が危ないことなのかもしれないですね」とも訴えた。