11歳年上のビビる大木にラブレターを渡して告白→待っても待っても返事が来ず…当時23歳だったAKINAが語る、夫・ビビる大木との「一風変わった」馴れ初め
〈三浦大知が脱退し中1でメインボーカルに→事実上の解散→グラビアの仕事やバイトをしたことも…AKINAが語る「Folder5」の舞台裏と“その後の人生”〉から続く
安室奈美恵やSPEEDを輩出した沖縄アクターズスクール出身のAKINA。三浦大知や満島ひかりとともに「Folder」のメンバーとしてデビューし、現在も歌手・俳優として活動を続ける。プライベートでは、お笑い芸人のビビる大木との間に2児をもうけた母でもある。
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そんな彼女に、夫を好きになった理由から、ヤフー知恵袋でラブレターの書き方を調べての告白、クリスマスに坂本龍馬のキーホルダーを贈られた話など、予想の斜め上をいくエピソードの数々を聞いた。(全5回の3回目/最初から読む)

AKINAさん ©佐藤亘/文藝春秋
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好きになったのは“テレビのチャンネルを変えている姿”を見て
――ここからはAKINAさんとビビる大木さんの出会いについてお聞きしたいのですが、「キャイ〜ン」の天野ひろゆきさんがきっかけなんですよね。
AKINAさん(以下、AKINA) 23歳のころ、天野さんと「プレミアの巣窟」というフジテレビの深夜番組で共演していて、毎週会っていたんですよ。それ以前にも天野さんとは「アイドルハイスクール芸能女学館」という番組で出会っていたんですが、当時はまだ小学6年生だったので、もちろん電話番号を交換することもなかったんです。そこから何十年ぶりの再会だったんですが、それ以来仲の良い人たちとご飯を食べるようになって。それが天野会です。
――天野会のメンバーはどんな方だったんですか。
AKINA 天野さん、矢部太郎さん、平愛梨ちゃん、三瓶さん、私、井森美幸さん、それに大木さんです。
――大木さんとは天野会まで接点はなかったんでしょうか。
AKINA 振り返るとあったんですよ、1回だけ。青木さやかさんの「美しき青木・ド・ナウ」というテレビ朝日の番組に出演した際に、青木さんと一緒にMCをしていた大木さんにもご挨拶をしたことがあったんです。ただ、それも天野会で会うまでは忘れてたぐらいでした。
――AKINAさんは天野会で最初に会った時に、大木さんのことを「この人いいな」と思ったんですか? それともある程度経ってからですか。
AKINA 天野会で2回目くらいに会った後に、大木さんが天野さんの家のテレビのチャンネルをリモコンで変えている後ろ姿を見て「わっ、この人と結婚したら幸せになるんだろうな」と思いました。
――????? チャンネルを変えている姿に何を見たんですか。
AKINA その時テレビではバラエティー番組が流れていたんですよ。けれど大木さんは野球が大好きなので、チャンネルを変えていたんです。そこに「この人は自分で人生を決めている」と感じたんです。だって普通、先輩の家ではなかなか遠慮してチャンネルを変えにくいじゃないですか。そこを大木さんは「俺は野球だ」と変えていて。わが道を行くじゃないですけれど、大木さんのすごく素を見た感じがしたんですよね。
大木さんがチャンネルを変える姿を私と平愛梨ちゃんは少し離れたテーブルから見ながら「愛梨ちゃん。大木さんってめっちゃいいよね。結婚したら絶対幸せになれるよね?」って話したら、愛梨ちゃんは「えっ、そうですか?(笑)」とずっと言ってました(笑)。
「ヤフー知恵袋」に相談してラブレターを書き告白
――平さんの止める気持ちが少しわかります(笑)。そこからAKINAさんは積極的で、大木さんにラブレターを送るんですよね。
AKINA 送りました! ただ人生で一度もラブレターを書いたことがなくて。歌詞は書いたことがあるんですけれど、その調子で書くとポエムみたいなラブレターになっちゃうんです。このままではダメだと思って「ヤフー知恵袋」にラブレターの書き方を相談したんです。そうしたら「こういうふうに書いた方がいいよ」と教えてくれる人がいて。最終的にシンプルに「私と付き合ってくれませんか?」というラブレターにしました。
――積極的ですね。過去にお付き合いされた方もいたと思うんですが、AKINAさんから告白したんですか。
AKINA 告白したことありますよ。私は、自分から行きます。待ちません(笑)。
――ラブレターを渡してから大木さんの反応はどうだったんですか。
AKINA 戸惑っていましたね(笑)。私と大木さんは11歳の年の差もあるし、まして友達から恋愛に発展するのって大変なことじゃないですか? 大木さんもそこでいろいろ考えてくれたんだと思います。
――AKINAさんはラブレターを出す頃には大木さんのことが、さらに好きになっている?
AKINA 私はそうです、もう好きだし、もっと知りたいなと思ったからラブレターを書いたんですけど、あまりにお返事が来なくて。一度「その、どうですか?」と聞いたら「ちょっとまだよくわからないから」と返ってきて。えっ、よくわからない? どこまで知りたいの、あんたみたいな(笑)。
私はもっと知りたい、友達よりももっと深く知りたいから付き合いたかったんですけど、彼は「よく知らない人と付き合っていいのか?」というふうに思ってたみたいです。
――けっきょく返事はラブレターを渡してからどのくらい経って返ってきたんですか?
AKINA 1ヶ月半ぐらい待ちましたね。もう返事を諦めた頃に大木さんからラブレターで返ってきました。
初めてのクリスマスプレゼントは坂本龍馬のキーホルダー
――そこから交際が始まりますが、お二人とも芸能人だからデートとかは難しそうですね。
AKINA でもデートは行ってましたよ。表参道だったり、横浜にデートに行ったりしていました。
――大木さんからの初めてのクリスマスプレゼントが、ノートとペンとコップだったというのは本当ですか?
AKINA 本当です。あと坂本龍馬のキーホルダーももらいました。まさか坂本龍馬のキーホルダーを彼氏からプレゼントってね。新鮮でしたね。
――ノートとペンとコップは、結局どういう意図だったんですか?
AKINA 歌詞に書くのに使ってねということだったみたいです。
――人によっては百年の恋も冷めそうなプレゼントですね。
AKINA 私はそういうのは全然嬉しいタイプなんです。「えっ、これどうやって使えばいいの?」とはなりましたけど(笑)。キーホルダーも20代半ばになってもらってもというのもありましたけれど、でも好きな人からもらったものだから嬉しさはありましたよ。
――あとファミレスでのデートも多かったと聞きました。
AKINA ファミレスは多かったですね。ドリンクバーで何時間もずっと話してました。私は大木さんがいろんなバラエティー番組に出ているから「バラエティー番組ってどういうふうにしゃべればいいんですか?」とか「こういう質問が来た時はどうしているんですか?」とか興味津々で質問してました。
大木さんは私に歴史のことを教えてくれるんです。たとえばペリー来航ってあるじゃないですか。私はハンバーガーが好きなんですけど、ハンバーガーを食べる際に「ペリー知ってる? 黒船知ってる?」と言われて、アメリカと日本にどんな歴史があるか教えてくれました。
――大木さんは吉田松陰好きで知られていますし、ペリー来航には並々ならぬ思いもあるんでしょうね。
AKINA 松陰先生ですよね。一緒にゆかりのある萩にも行きました。ただ歴史のことは全然わからなくて「分かりやすく言ってほしい」「もっと砕いてほしい」と言って、教えてもらいました。歴史はいまだにわからないんですけど、大木さんと一緒にいて思うのは、歴史を知っていると日本国内の旅行が楽しい。本当に楽しい。日本各地に偉人たちがいたわけじゃないですか。旅行を通して、そうした人のことを知れるのはいいなと思いました。
〈「私とよかったら結婚してくれませんか?」必死の告白にビビる大木が返した言葉は…11歳年下の妻・AKINAが明かす、ニューヨークで決行した“プロポーズ大作戦”〉へ続く
(徳重 龍徳)
