【GWは要注意】数年前に社会問題化『トコジラミ』外出増える連休は「外国からの持ち帰り」に注意…家のどこにいる?近くにいるサインは? 害虫駆除の専門家に聞きました
数年前に大問題に…夏にかけて増加「トコジラミ」
【画像を見る】「トコジラミ」に刺された跡 脚に赤く大きな斑点が…
2023年秋には「大阪メトロ谷町線にトコジラミが…」というSNS投稿が拡散され、写真が無かったため“本当にいたのか”定かではありませんが、大阪メトロは全線・約1380車両を掃除機で清掃するなど対応に追われました。
刺されてしまうと赤い斑点ができ、ひどいかゆみに悩まされるトコジラミ。
今現在は特段問題となっていませんが、実は暖かくなるゴールデンウイーク頃~夏にかけて増加する虫なのです。
トコジラミは家のどこに潜んでいるのか?刺された時の対処法は?外出が多くなるゴールデンウィークに気を付けるべき点とは?害虫駆除の専門家に聞きました。
◎取材
害虫防除技術研究所 白井良和所長
ダスキン・ターミニックス事業部 鬼原雄史さん
(2023年7月に放送した内容を、一部再構成しています)
夜間に吸血・かゆみで体調不良…改めて「トコジラミ」とは?
夜間に人を刺して血を吸うトコジラミ。ひどいかゆみで体調不良になることも。体長は約5mmで、目視で確認できる大きさです。
また、1日で5~6個ほど卵を産み、3か月後には数百個も産卵することがあると言います。
―――改めてトコジラミという虫について教えてください。
(害虫防除技術研究所 白井良和所長)「日中はベッドの隙間やカーテンの裏などに隠れていて、夜、人が寝静まってから血を吸いに来ます」
―――夜になると活発になるのですね。
「明るい所は苦手で、暗くなってから動き出します。部屋をずっと明るくしておくのも対策の1つかと思います」
―――刺されてしまった場合は?
「赤みが出て、かゆみが長く続きます。市販のかゆみ止めを塗った後、皮膚科へかかっていただくのが良いかと思います」
―――目視で確認できるサイズ?
「ダニに比べるとかなり大きく、目で見て確認できる大きさです」
―――繁殖力は強い?
「長く少しずつ産卵する。他の虫と比べると、かなり繁殖力があります」
―――殺虫剤の効かない「スーパートコジラミ」もいるそうですね。
「布団乾燥機などを利用して高温で駆除する必要があります」
「斑点」を見つけたら近くにいるかも!?
―――トコジラミが部屋にいるかどうか判断するには?
(害虫防除技術研究所 白井良和所長)「赤茶色の斑点=血糞を見つけたら、近くに潜んでいることが多いです。駆除業者が来るまでは、なるべく早く殺虫剤をかけた方が良いですね」
―――素人が駆除するのは難しいのでしょうか?
「専門家に依頼するのが一番ですが、とりあえず、ベッドの隙間などに殺虫剤をかけるのが良いと思います。ノズル付きのエアゾール剤、ゴキブリ用でもOKです」
家のどこにいる?駆除業者が教えるチェックポイント
害虫駆除の専門家によると、家の中で最も注意すべきは「寝室」だと言います。
(ダスキン・ターミニックス事業部 鬼原雄史さん)
「ベッドのマットとボードの隙間を見たり、マットをめくって見るといいと思います。虫自体がいることもあれば、糞のシミが残っていることがあります」
また、トコジラミは狭い場所を好むため、寝室のカーテンやドアレールの隅なども恰好の潜伏場所になるそうです。
(ダスキン・ターミニックス事業部 鬼原雄史さん)
「カーテンの縫い目の部分、布が重なる部分に隠れていることが結構あります」
他にも、人間が長い時間滞在しやすいソファーの隙間や足の継ぎ目、じゅうたんの裏や畳のへりなどもチェックポイントだそうです。
外出増えるゴールデンウイーク 「トコジラミ」を持ち帰らないためには?
4月を境に増えるトコジラミ。特に、外出が多くなるゴールデンウイークは要注意だと言います。
(害虫防除技術研究所 白井良和所長)「ゴールデンウイークに海外に出かける人も大勢おられますから、外国から持ち帰ること(ホテルなどの宿泊施設の部屋でカバンに入るなど)に要注意です」
また、ダスキンの鬼原雄史さんは、トコジラミを持ち込まないため、次のような対策を提案します。
(ダスキン・ターミニックス事業部 鬼原雄史さん)
「お出かけ先で持って帰ってきてしまうことがある。例えばベッドの近くでスーツケースを開けっ放しにしないとか、服はベッドの近くに置かないできちんとハンガーにかけるということだけでも、だいぶ変わってくるかなと思います」
