過去の全ワクチン合計を超える… 新型コロナワクチンの死亡・被害認定 医師団体が“氷山の一角”と警鐘 接種中止を求める市議会も
新型コロナワクチンの接種に反対を表明したある自治体の市議会を取材しました。賛成反対が拮抗した中、議員たちの思いは…
【写真を見る】過去の全ワクチン合計を超える… 新型コロナワクチンの死亡・被害認定 医師団体が“氷山の一角”と警鐘 接種中止を求める市議会も
徳島県の小さな港町から、「新型コロナワクチン」を問う動きが出てきています。
(大石邦彦アンカーマン 4月17日)
「新型コロナワクチンに関して、ある大きな動きがありました。瀬戸内海を越えて徳島県に来ています」
訪れたのは、徳島県小松島市。人口約3万3000人の、のどかな港町です。
しかし、この小さな街からある問題提起が。それは3月の市議会で…
(小松島市議会 3月19日)
「賛成の議員の起立を求めます。起立多数であります。よって令和7年陳情第3号については採択されました」
9対7の賛成多数で採択されたのは、「mRNAワクチン接種事業の中止を求める意見書」。なぜ今、市議会が声を上げたのか。そこには、数字が物語る、無視できない現実があるといいます。
他のワクチンをはるかに上回る国の健康被害・死亡認定
(中止派 小松市議会 津川孝善議員)
「既存のワクチンと違って、新型コロナウイルスのワクチンは後遺症や死亡認定が圧倒的に多かったので、この陳情には賛成すべきではないか」
2021年に始まった新型コロナワクチンの接種では、国の救済制度で健康被害が約9400件・死亡が約1000件認定され、過去の全ワクチンの認定数の合計をはるかに上回っています。こうした中で国は、このワクチン接種を今も推進しています。
(津川議員)
「ワクチン自体のスパイクタンパクが、長期にわたって体内に残存していると医師からの警鐘が唱えられていたことも、非常に大きいところかと思う」
数年後も「スパイクタンパク」が患部に残る可能性を医師が指摘
新型コロナワクチンは、ウイルスの表面にあるトゲ「スパイクタンパク」の遺伝情報、「mRNA」を注射します。それを元に、体内で同じスパイクタンパクが作られ、これに反応して免疫ができるという、従来とは仕組みが根本的に異なるワクチンです。
問題は、体内で大量に作られるスパイクタンパク。国は従来、これが短期間でなくなると説明してきました。しかし、医師による研究では数年経っても患部に残り、体調不良を引き起こす可能性が指摘されているのです。
(津川議員)
「もっと冷静に、結果・データを元に考えていった方がいいのではと当初からずっと思っていました。科学的な評価がしっかり検証されるまでは、このワクチンを廃止するのではなくて、一旦中止すべきじゃないか。中止すれば再開することは可能なので」
「ワクチンで救われた命もある」中止反対の議員
議会を二分したワクチンへの評価。「まずは立ち止まって検証を」という中止派の意見。一方、接種中止の意見書に反対する議員は…
(継続派 小松島市議会 四宮祐司議員)
「国の決めた審査を受けたものに、地方の議会から国に中止を求めるのは、少し枠を超えた動きじゃないかということで反対しました。医師会の考えもあるし、そこで接種されている訳だから、そこまで知識がない議会が判断して意見書として出すのは違うかなと」
(継続派 小松島市議会 南部透議員)
「ワクチンが“良いもの”として表現されることが少なくなってきている。“ワクチン”という言葉、この機運全てがいいわけではないかなと思っていて、(ワクチンで)救われた命もあるので、議決の有無を考えさせられて(反対に)投じた」
「知り合いが中学生で亡くなった」「打たなくても良いかな」市民の反応
小松島の市民は…
(70代男性 7回接種)
「ええんちゃう。あんまり(有効性)感じていないもん」
(20代男性 2回接種)
「今コロナにかかる人があまりいなくなっている。私は打たなくてもいいかなって」
(70代女性 3回接種)
「知り合いの人が(ワクチン接種後に)中学生で亡くなりましたもん。それ聞いたら、ちょっと怖いなと思いました」
市議会は「中止」 行政は「推進」
mRNAワクチンの接種中止を求める意見書が市議会で可決されたことに関して、小松島市に取材を申し込んだところ、次のような回答が。
『新型コロナワクチン接種については、法令に基づき実施することとされております。今後につきましても、国の動向を注視しながら適正な対応に努めてまいります』
議会が中止を求める一方で、市は接種を進める方針。この矛盾については…
(中止派 小松島市議会 間愛結美議員)
「矛盾と感じる方もいて当然かなと思う。中止を求めるという文章ではあるが、国にこういう意見が届くことでもっと議論をしてもらいたいと思うし、正しい情報を知った上で接種を判断できる状況にしてほしい」
一方で国は、ワクチンの安全性は確認されているという立場を崩していません。
(上野賢一郎厚生労働大臣 2月20日)
「現時点で安全性にかかる重大な懸念は認められない。ワクチンの安全性の評価については、適切・的確に行われていると認識している」
副反応研究する医師の団体 「ワクチン被害は“氷山の一角”」
またこんな動きも…
(ワクチン問題研究会 児玉慎一郎医師)
「現時点で現れている数値は、被害の全体像の一部に過ぎず“氷山の一角”であると考えています」
新型コロナワクチンによる健康被害の原因究明を進める医師の団体「ワクチン問題研究会」が4月16日に会見を開き、厚生労働省に対し「健康被害に関する全国規模の追跡調査や全面的な情報開示」などを求めました。
(大石)
「救済制度の認定数は氷山の一角とのことですが、実際はどのくらいの被害者がいると考えていますか?」
(ワクチン問題研究会 藤沢明徳医師)
「救済申請までする人は20~30人に1人くらい。仕事ができないくらい体調不良で困って初めて申請しようとなる。本当にそれくらい氷山の一角」
(ワクチン問題研究会 福島雅典代表理事)
「重篤な人9000人以上、おそらく何万人もいると思いますよ。医者に行っても分からない、どっか他行ってくださいって。こういう事実を国は国民に知らせるべき。責任がある」
一部の医師や地方議会から、改めて検証を求められている新型コロナワクチン。「重大な懸念はない」と繰り返す国との食い違いが浮かび上がっています。
