3回、先制となる適時打を放ち、喜ぶ坂倉(撮影・北村雅宏)

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 「広島7−3中日」(1日、マツダスタジアム)

 ノリノリの広島背番号31がまたしても快音を響かせた。4戦連続で4番起用されている坂倉将吾捕手が2試合連続の決勝打。「早い回で点が取りたかったのでよかったです」と、高い集中力で試合の流れをぐっと引き寄せた。

 0−0で迎えた三回、先頭秋山の左前打から2死三塁と好機が広がり、打席へ。カウント1−1から柳の投じた内角のカットボールを捉えた。ライナー性の打球は遊撃のグラブをかすめて中前へ。「(先発の岡本)駿が頑張って投げていたので」と貴重な先制点をプレゼントした。

 勝負強さが頼もしい。前日4月30日・巨人戦では、八回に逆転の3号3ランをたたきこむなど、直近5試合で9打点をマーク。今季18打点は阪神・森下、巨人・ダルベックに並んでリーグ3位に浮上。「(走者を)返せるか返せないかは自分次第。集中して後悔しないようにしたいなとは思っている」と主軸の自覚を胸に勝負をかけている。

 試合前にはDream Amiが登場。坂倉が登場曲に使用している「ズートピア2」の日本版プロモーションソング「Zoo 〜君がいるから〜」を披露した。ベンチの最前列で手をたたいて興奮気味に見守り、「普通にうれしかったです」と笑顔で振り返った。

 チームは5月の初戦に勝利し、久しぶりの連勝を飾った。「一戦一戦、勝てるだけ勝っていきます」と坂倉。勝利に直結する一打を重ね、反撃の鯉を引っ張っていく。