ついに警察が総力戦「幸平一家を本気で壊滅させる気だ」屈指の組織力と資金力をもった暴力団にメスが入る
関東連合や半グレすら飲み込んで
東京で一番の戦闘力と資金力を持った指定暴力団2次団体として知られる住吉会幸平一家の壊滅に向けて、警視庁が総力をあげている。今年1月、特別対策本部を立ち上げ、4月1日から本部長に親家和仁副総監が就任して陣頭指揮。以降、違法薬物や暴行傷害など各種容疑で幹部を逮捕している。
2次団体への対策本部設置は異例で、16年前、六代目山口組・司忍組長出身母体の弘道会に対し置いて以来。暴力団が衰退するなか、幸平一家の強みは暴走族の関東連合や、中国残留孤児2世らで構成される怒羅権など「半グレ」と呼ばれる連中をうまく抱え込んでいることだ。
「特殊詐欺」でも荒稼ぎ
歌舞伎町を根城に違法カジノや風俗嬢スカウト集団を支配するなど、旧来型シノギを展開する一方、電話やSNSを駆使した特殊詐欺で収益を上げている。その資金力で海外にも進出してカンボジア、ミャンマーなどの詐欺拠点にも関与した。
警察当局は「トクリュウ(匿名・流動型犯罪グループ)」が特殊詐欺や若年層を利用した闇バイトによる強盗事件を担っていることを憂慮。現在、都道府県警が連携して対策を強化しているが、警視庁幹部は「トクリュウの元締的存在となった幸平一家を壊滅させる」と意気込んでいる。
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「週刊現代」2026年5月11日号より
