中国国防部の張暁剛報道官。(北京=新華社配信)

 【新華社北京5月1日】中国国防部の張暁剛(ちょう・ぎょうこう)報道官は4月30日の定例記者会見で、日本の2026年版外交青書が中国の軍事動向を「これまでにない最大の戦略的な挑戦」と位置付け、中国軍機が関係海空域で実施する活動や中ロの軍事協力などに言及したことについて「中国を口実にたくらみを覆い隠している」と指摘し、日本が再び軍国主義の道を進めば「正面から痛撃を受けることになる」と強調した。

 張氏は、次のように述べた。中国を口実に常軌を逸したたくらみを覆い隠すのは日本側の常套手段で、いわゆる中国軍機の自衛隊機への「異常接近」や「レーダー照射」は、日本側が自作自演で作り上げた虚偽の物語である。中ロの協力は第三国を対象としたものではなく、地域の平和と安定に資するものであり、日本が非難する余地はない。

 日本軍国主義は過去、対外侵略戦争を起こし、数え切れないほどの罪を犯した。現在の日本では右翼勢力が勢いづき、「平和憲法」の制約を突破しようと画策し、「再軍事化」を加速させ、戦後の国際秩序を覆そうとしている。日本の指導者は台湾に関する誤った発言を公然と行い、いわゆる「集団的自衛権」を口実に台湾問題への武力介入を図り、中国をあからさまに威嚇した。最近も、自衛隊の艦艇が台湾海峡を通過して意図的に挑発したほか現役自衛官が刃物を持って在日中国大使館に侵入する悪質な事件も起きた。

 アジアさらには世界の平和にとって真の挑戦者であり脅威が誰なのかは、歴史と現実が既にその答えを示している。われわれは日本に対し、独断専行しないよう警告する。もし軍国主義の誤った道を再び進めば、正面から痛撃を受け、敗戦の轍を踏むことになる。