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EVやPHEVを設定

中国のチェリー(奇瑞汽車)と英国のジャガー・ランドローバー(JLR)の提携により誕生した新ブランド『フリーランダー』が、初の量産車となる『8』を発表した。

【画像】タフな外観の電動オフローダー、中国で誕生【新生フリーランダーを詳しく見る】 全31枚

大型の電動SUVで、今年後半に中国市場に投入される予定だ。デザインとしては、先月公開された『コンセプト97』を踏襲し、斜めのCピラー形状はランドローバーへのオマージュとなっている。


フリーランダー8    フリーランダー

コンセプトモデルとの最大の違いはフロントおよびリアライトで、観音開き式のドアも一般的なタイプに変更されている。

新型8は800Vの高電圧システムを採用しており、EV、レンジエクステンダー、プラグインハイブリッド(PHEV)の各種パワートレインが用意される見込みだ。EVの充電速度は最大350kWに達する。

ツインチャンバー式エアサスペンション、電子制御リミテッドスリップディファレンシャルに加え、ルーフに搭載されたLiDARセンサーの支援により路面状況の変化を検知し、適切なドライブモードを自動的に選択する全地形対応機能を備えている。

インテリアでは、フルワイドの大型ディスプレイが配置されており、ダッシュボード中央にはインフォテインメント用タッチスクリーンと物理ボタンが並ぶ。

海外展開にも注力

フリーランダー8は当初中国で発売される予定だが、チェリーはすでに欧州を含むグローバル市場への展開計画を明らかにしており、右ハンドル仕様も開発中である。

中国では、チェリーがフリーランダー専用のディーラー網を通じて販売を行う。


フリーランダー8    フリーランダー

フリーランダーブランドは今後5年間、6か月ごとに新型車を投入していく予定だ。ウェン・フェイCEOは以前、グローバルに輸出される車両は各市場のニーズに合わせて特別に開発されると述べていた。

ウェン・フェイCEOは、「現在、海外向けモデルは精力的に開発が進められており、中国での発売後、世界の主要市場に登場することになるでしょう。中国車を世界に輸出するのではなく、最初から世界のために、世界向けのクルマを作っているのです」と述べた。