神奈川小選挙区で全敗…衆院選の中道落選者、再起へ始動も 先行き不安で出馬に迷い 「無所属でもやる覚悟ないと」

2月の衆院選で公示直前に立憲民主党と公明党が合流した中道改革連合は公認候補を擁立した神奈川県内の16小選挙区で全敗し、比例復活の3人を除いて議席を失った。立民出身の若手やベテランらは返り咲きに向けた動きを見せ、中道は同党から次期衆院選を目指す落選者の一部に「政治活動支援金」を支給する考えだ。それでも党の先行きへの不安から中道での出馬には迷いをのぞかせる。
4月上旬の土曜日、13区から3期目の挑戦で自民党新人に敗れた太栄志(49)は大和市内の公園で弁当をほおばっていた。支援者らが集まる花見の会に顔を出した太を、惜敗へのねぎらいや次回選挙への激励の声が迎えた。
落選後の活動について「変わったのは国会に行かなくなったことくらい」と太は語る。毎朝の駅立ちも週末の地元イベントへの参加も続け次の総選挙に備える。ただ、中道から出馬するかは「いろんな可能性がある」と明かした。自民に代わる枠組みの中心を目指した中道の方向性は「間違っていなかった」としつつ、次回は「無所属でもやるくらいの覚悟がないといけないと思う」と語った。
今後の活動資金のため、個人献金のほか民間企業の顧問契約やコンサルティング業務など、複数の収入源の確保に向け人脈をたどる。月計100万円の収入を得たいとしている。=敬称略
