ニュータイプの装飾古墳や″粘土郭″ 諏訪原遺跡の調査で新たな発見が続々 熊本・和水町
熊本県和水町にある諏訪原(すわのはる)遺跡で進められていた石棺の内部調査の結果が報告されました。
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去年12月から約5か月かけて調査されたのは、和水町にある諏訪原遺跡で見つかった石棺です。
その本体や蓋石の裏を見てみると…落書きのように、直線や曲線が描かれています。
これは「線刻(せんこく)」と言われる文様で、一般的な装飾古墳では、丸や三角、弓や人物などが見受けられるということですが、今回は、これまでの傾向に当てはまらず、内容が抽象的なことから新たなタイプの装飾古墳である可能性が出てきました。
さらに新たな発見がありました!
民間の調査団「石棺から西に23m進んだ場所に、木の棺を粘土でくるんで埋葬した『粘土郭(ねんどかく)』が出土したのです」
一般的に規模の大きな古墳に埋葬されることが多いとされる粘土郭は、熊本県内でも例が少なく、諏訪原遺跡で出土したのは初めてのことです。
石棺よりも位の高い有力者が埋葬されていたと推測されています。
粘土郭は、主に4世紀代に見られる埋葬方法ですが、今回の粘土郭・石棺ともに年代を示す副葬品などが見つかっておらず、年代の特定は難航しているということです。
そこで民間の調査団は、粘土郭の追加調査を和水町に依頼し、自分達は石棺の研究を続けたいとしています。
