水戸戦でアグレッシブなプレーを披露した佐藤。(C)SOCCER DIGEST

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 可能性は限りなく低いが、ひょっとしてサプライズ枠も。そんな期待を抱かせる選手がいた。

 2026年4月24日のJ1百年構想リーグ、FC東京は味の素スタジアムで水戸ホーリーホックと対戦(結果はFC東京が5−2で勝利)。この試合でなかでも素晴らしかったのは、4-4-2システムの右サイドの2人、佐藤恵允と室屋成だ。彼らの連係からマルセロ・ヒアンや佐藤龍之介にチャンスボールを提供すれば、それぞれアグレッシブな仕掛けからシュートレンジに迫ったのである。

 日本代表のサプライズ枠として招集したら面白そうと感じたのは、佐藤恵允のほうだ。無尽蔵のスタミナでピッチを駆け回り、攻撃面で予測不能なアクションを繰り出す時もある。抜群のチェイシングからこぼれ球を拾ってゴールに突き刺した43分のプレーがまさにそうで、こうした思い切りの良さが日本代表に必要ではないかと、そんな考えさえ頭をよぎった。
 
 日本代表の3-4-2-1システムなら右ウイングバックでどうか。荒削りな部分はあるものの、それを補うアグレッシブさと何かやってくれそうな期待感が今の佐藤恵允にはある。貴重なバックアッパーとして森保ジャパンに新たなパワーを与えてくれるかもしれない。

 この日視察に訪れた日本代表の中村俊輔コーチの目に、24歳のアタッカーはどう映っただろうか。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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