4月21日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、火曜コメンテーターで上武大学教授の田中秀臣氏と番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーが、「重要鉱物やプラスチックのリサイクル強化に向けた政府の方針」について意見を交わした。

まさにそれが“責任ある積極財政”なんでしょうね 

政府は重要鉱物やプラスチックなどのリサイクルを強化するため、2030年までに施設整備や技術開発向けに官民で1兆円を投資する方針だ。国内での再生材の増産により資源の海外依存を低減し、日本の経済安全保障につなげる。 

国内で安定的に資源を循環させる基盤を整えるため、リサイクル施設の設備投資を促す。人工知能(AI)を活用した選別技術の開発などを後押しし、品質向上とコスト低下も図る。 

「重要鉱物やプラスチックなどのリサイクルを強化するため、官民で1兆円を投資する方針ですが、これは田中さん、どうでしょう?」(寺島アナ) 

「これは重要ですよね。日本のリサイクル技術っていうのは世界でも最高水準にありますから。たしか数週間前、電池の再使用率を爆上げしたっていう企業の成果が報道にもなっていましたよ。そういったことに政府が財政的な後押しをしていく。まさにそれが“責任ある積極財政”なんでしょうね。これを“高圧経済”とも言いますけど、それを政府として進めていって中国依存から脱却していくのが重要だと思います」(田中氏) 

「『戦略17分野』ってやつですよね」(寺島アナ) 

「そうです。でも『戦略17分野』のなかにも、これはなんで入っているのかな?みたいな“コンテンツ産業支援”とか入ってますけど」(田中氏) 

行動計画では金属資源について、30年時点での再生材の供給目標を掲げる。自動車などに使われるアルミニウムで約4割、電子部品などに使う銅やレアアース(希土類)を用いる永久磁石の材料は3割の供給を目指す。廃金属や製造工程で生じる端材の回収を強化する。 

石油製品であるプラスチックはメーカー側も支援して再生材利用を促す。ペットボトルなどは一定割合の再生プラスチック利用を、2028年度までに段階的に義務づける方針。 

「リサイクルできるものであればね」(寺島アナ) 

「どんどんやった方がいいですよね。日本は“リサイクル資源の大国”と昔から言われていますから。さらにリサイクルを効率化していって、色んな国に資源の面でも負けないようにやっていきたいですね」(田中氏) 

 

 

〈出典〉 

重要鉱物などに1兆円 政府計画 | 日本経済新聞