11日、ABEMAで『ウルフアロンから3カウント取ったら1000万円』が行われ、東京オリンピック柔道男子100kg級金メダリストのウルフアロンに“負けたら出禁”宣告を受けたRIZINファイターが挑戦。試合前にルール変更を要求し、“有利”に傾いたかと思われたが、まさかの形で“3カウント”を奪われ、敗れ去る結果となった。

【映像】“まさかの形”で衝撃の3カウント

 競技ルールは4分一本勝負とし、「マットに背中をつけて3カウントを奪う」または「投げ技で一本を取る」ことで勝利となる。すべての打撃技、関節技、締め技および急所への攻撃、噛みつき行為は禁止となり、双方が柔道着を着用。同「1000万円シリーズ」は、2021年放送の『朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円』以来、じつに5年ぶりとなる。

 挑戦者の矢地祐介は、RIZINでも活躍するMMAファイターで、ウルフと同じ中学校の先輩にあたる。前日記者会見では「厚みがすごい」と体格差を認めつつも、「MMAファイターとして、意地とプライドをかけて頑張りたい」と、並々ならぬ決意を語っていた。

 というのも、事前にRIZIN CEO榊原信行氏にこの企画への挑戦を伝えに言ったところ、「いくら?1000万か。じゃあ勝ったら俺からも別途1000万ボーナス。勝てよ?」と思わぬ言葉をもらうとともに、「負けたらRIZIN出禁」と、この試合の結果次第では“天国と地獄”が待っていることが判明。負けられない矢地は、今回セコンドに同じMMAファイターの青木真也を帯同させており、控室VTRでは、柔道着に着替えた矢地の背中をバシバシ叩き、その都度「しゃあ!しゃあ!」と雄叫びをあげる矢地の姿が映し出されていた。

 しかし、普通に戦っては負けると踏んだのか、矢地は試合前に「絞め技、腕関節」を認めるよう要求。突然の提案だったが、ウルフアロンはそれを飲んだ上でゴングが鳴った。

 試合開始早々、矢地は裾を取り柔術勝負に引き込もうとする。だが、ウルフアロンはそれに付き合わず、じっくりと矢地の動きを見ながら極め技をほどいていく。一度ブレイクがあった後、再度裾をつかみ寝転んだ矢地を、ウルフアロンは肩をガッチリ抑えつけすぐさまスリーカウント。あっけなく試合終了のゴングが鳴り、矢地もポカンとした表情を浮かべた。

 解説席の新日本プロレス代表取締役・棚橋弘至は「(慣れてないのか)カウントに反応することができませんでしたね」と冷静に解説。勝ったウルフアロンは、ルール変更について「矢地さんが締めか関節を狙って来るのをわかっていたのでカバーしていた」と語る。

 一方負けた矢地は「すさまじい。グリップも全然強くて離れなかった。文教一中(出身中学)はお前に任せた!」と威勢よくコメントしていたものの、負けたらRIZIN出禁についてツッコまれると「それについては掘り返さないでほしい。もう一回榊原さんのところに行って交渉したいと思います」と、バツの悪そうな顔をしていた。