山川4号、近藤3号 打線は好調キープ

 珍しい平日デーゲームの本拠地は、ため息の幕切れとなった。3点を追う九回。1点を返したが、2死二塁から栗原が中飛に倒れた。小久保監督は「(四回)3ボールからの(外崎に浴びた)同点2ラン。次の回の3点は重かった」と中盤の失点を淡々と振り返った。

 先発の大関が誤算だった。出力が上がらず、苦しい投球を強いられた。2点を勝ち越した直後の四回。無死二塁から外崎に左中間へ同点2ランを浴びた。五回にも3本の長短打で3失点。「自分の力不足でこのような結果になってしまって悔しいです」と反省した。

 今季、先発陣では初めて5回を投げきれず、4回1/3、6失点(自責5)で降板。先発投手で初めて黒星を喫した。さらに、昨季は14試合に登板し、9勝0敗、防御率1・30と無敵を誇ったホームのマウンドでの黒星。本拠地10連勝はならず、開幕から打撃が低調だった獅子打線を目覚めさせてしまった。

 一方で打線は好調をキープしている。先制された直後の二回には先頭の山川が初球を同点左越え4号ソロ本塁打。三回には近藤に右越え3号2ランが飛び出し、一時は勝ち越しに成功した。八、九回にも粘りを見せ、相手を上回る12安打をマーク。2本の長打で3打点の山川は「いい感覚で打席に入れている中で、最後(八回の2点二塁打)はうまく拾うことができた」とうなずいた。強力打線は好調を維持しているだけに、先発陣の出来が勝敗の大きな鍵を握る。 (小畑大悟)