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 大相撲春巡業が7日、石川県小松市の小松運動公園末広体育館で行われ、左肩痛で春場所を途中休場した横綱・大の里(25=二所ノ関部屋)が初めて土俵の中に入って調整した。

 石川県津幡町出身の横綱は朝稽古では大勢のファンの歓声と拍手に迎えられ、ぶつかり稽古で十両・朝翠龍(25=高砂部屋)に胸を出した。「地元なのでたくさんのパワーをいただいた。それを力に替えて頑張りたい。応援してくれる方のためにもしっかりと治して、いい姿を見せられるように頑張りたい」と決意を示した。

 春場所は4日目から休場。痛めた左肩の回復具合が心配されるなか、今巡業から復帰した。まだ相撲を取る稽古は再開していないものの、基礎運動は時間をかけて入念に行っている。土俵上と土俵下で稽古参加力士の中では最も多く四股を踏み、花道では痛めている左肩をチューブなどで鍛えた。「今まで甘く見ていたわけではないが、もう1度ケガと向き合ってやっていかないと再発を繰り返すだけ。今回は皆勤できるように、体をつくってやっていくことが大事」。入幕後3場所続けて優勝を逃したのは初めて。第一人者としての真価が問われるなか夏場所(5月10日初日、両国国技館)での再起へ向けて自身を追い込んでいくしかない。「1カ月、しっかり自分と自分なりに考え、段階を踏んでやっていかないと。初日に向けて準備していく」と話した。