10代女性 新たにはしか(麻しん)に感染 天文館のアニメショップなど利用

鹿児島市は、新たに10代の女性がはしかに感染したと発表しました。

感染が確認されたのは、鹿児島市に住む10代の女性です。市によりますと、発熱や発疹などの症状があり、検査の結果、陽性と判明しました。

ファストフード店やアニメショップに滞在 市電・市バス利用

女性は先月31日から今月2日にかけて、鹿児島市上荒田町のファストフード店や、天文館のアニメショップに滞在していたということで、移動に市電や市バスを利用していました。

県内で今年、感染が確認されたのは27人となり、統計を取り始めた2008年以降、最多となっています。

市は、予防接種の検討とともに、はしかが疑われる症状が出た場合、事前に医療機関に連絡した上で、マスクを着用して受診するよう呼びかけています。

はしか=麻しんワクチンの定期接種 受けていない年代・受けている年代を確認

「はしか」の予防接種についてあらためて確認です。

国によりますとはしかワクチンの定期予防接種は、1978年から始まりました。接種した回数は世代によって違います。

▼1972年9月30日以前に生まれた人はワクチンを受けていない可能性が高く、▼1972年10月から1990年4月1日生まれであれば1回、▼それ以降は2回接種している人が一般的となっています。

感染症が専門の鹿児島大学・西順一郎名誉教授は、「ワクチンの接種歴を確認し、うけたことがない人やはしかにかかったことがない人はワクチンの接種を検討してほしい」と呼びかけています。

麻しん(はしか)に関するQ&A(厚生労働省まとめを抜粋)

Q1 麻しんにかかったかも?と思うのですが、どうすればよいのですか?

発熱、発しんなどの麻しんのような症状がある 場合は、麻しんの疑いがあることをかかりつけ医または医療機関に電話等で伝え、受診が必要かどうかや注意点を確認してから、指示に従ってください。

医療機関へ移動する際は、周囲への感染を防ぐためにもマスクを着用し、公共交通機関の利用を可能な限り避けてください。

Q2 妊娠しているのですが、麻しんの流行が心配です。どうしたらよいでしょうか?

妊娠中に麻しんにかかると流産や早産を起こす可能性があります。

妊娠前であれば未接種・未罹患の場合、ワクチン接種を受けることを積極的に検討すべきですが、すでに妊娠しているのであればワクチン接種を受けることが出来ません。麻しん流行時には外出を避け、人込みに近づかないようにするなどの注意が必要です。

妊娠中の人の同居者などで、これまで麻しんに感染したことがない人や、ワクチンの接種が確認できないなど、感染する可能性が高い方がいる場合は、ワクチン接種等の対応について、かかりつけの医師に相談してください。

Q3 過去に麻しんにかかったことがあるのですが、予防接種を受けるべきでしょうか?

今まで麻しんにかかったことが確実である(検査で麻しんの感染が確認された場合)場合は、免疫を持っていると考えられることから、予防接種を受ける必要はありません。

しかし、麻しんかどうか明らかでない場合はかかりつけの医師にご相談ください。

たとえかかったことがある人がワクチン接種をしても副反応は増強しません。

もし、麻しん又は風しんの片方にかかったことがあっても、他方にはかかっていない場合、定期接種対象者は麻しん風しん混合ワクチンを定期の予防接種として受けることができます。

Q4 ワクチン接種を受けた方が良いのはどのような人ですか?

定期接種の対象年齢の人(1歳児、小学校入学前1年間の幼児)は、積極的勧奨の対象ですが、定期接種の時期にない人で、「麻しんにかかったことがなく、ワクチンを1回も受けたことのない人」は、かかりつけの医師に相談してください。

詳しくは厚生労働省や自治体のホームページを確認してください。