西川町長選7日告示 パワハラ問題争点に 現職菅野さんと新人大泉さんが激突へ
任期満了に伴う山形県の西川町長選挙が7日告示されます。現職と新人の2人が立候補する予定で、前回の選挙と同じ顔ぶれによる一騎打ちの公算が大きくなっています。先週末、2人は決起集会で支援者との結束を確認しました。
西川町長選に出馬を予定しているのは、現職で2期目を目指す菅野大志さん(47)と、新人で元東北労働金庫県本部長の大泉敏男さん(71)です。
菅野さんは5日、町内で決起集会を開きました。300人規模の会場が一杯になるほどの支持者のほか、以前から交友のある県2区選出の衆議院議員・鈴木憲和農林水産大臣が応援に駆け付けました。選挙では、鈴木大臣や自民系の県議会議員から支援を受けます。およそ1時間の集会は報道陣には非公開でした。理由について陣営は「警備上のため」と説明しています。
「これからの人口減少の西川町の未来をなんとか皆さんと一緒に変えていこうと、このような趣旨の話をさせていただきました。支援者からは励ましもいただきましたし、これまでの取り組みの成果、大変なところ、また私の気を付けないといけないところなどご指摘いただいた」
集会では、町の第三者委員会などが、自身による町職員への複数のパワーハラスメントを認定したことにも触れたといいます。
菅野大志氏
「お詫びを。1年間ご心配おかけし申し訳ないと申し上げました」
町の予算規模の拡大など1期目の実績をアピールし、企業の雇用拡大への補助や空き家対策などを訴えています。
一方、大泉さんは4日、菅野さんと同じ会場で決起集会を開きました。こちらも300人規模の会場が満席となる中、支持者を前に訴えたのは、町長のパワハラ問題に揺れた町政の転換です。
新人 大泉敏男氏(71)
「西川町をパワハラ撲滅宣言の町に。レッテルを貼られているパワハラの町を返上したい。みんなにやさしい町、そして誇りと品格を取り戻した町にしたい」
今回の選挙で、かつて会長を務めた連合山形から推薦を受ける大泉さん。集会では、立憲民主党の県議会議員らが出席したほか、吉村知事の激励のメッセージが読み上げられました。出席者からはパワハラ問題をはじめとした現在の町政への批判が相次ぎました。
大泉敏男氏
「日に日に我々の訴えが町民の皆さんに広がっている。いまの西川町を変えよう、変えなければいけないという声が大きくなっているので、私も頑張りたい」
子育て支援や雇用創出による町民の所得向上のほか、町の財政の透明化なども訴え、支持拡大を図ります。
西川町長選は7日告示され、投開票は12日です。いまのところ2人以外で出馬の動きはなく、2022年の前回選挙と同じ顔ぶれによる一騎打ちの公算が大きくなっています。西川町の有権者数は6日現在、3913人です。
