幻の『コキンちゃん』を探せ! 「アンパンマンペロペロチョコ」のレアキャラ騒動…約半年後、ついに!
子どもたちに人気のお菓子「アンパンマン ペロペロチョコ」のキャラクターとして販売されている、「コキンちゃん」バージョン。
「それを子どもと探していたのですが、一向に見つかりません。なんとか手に入れたいのですが……」という調査依頼がきたのが、昨年9月末のことでした。

近所のコンビニやスーパーに探しに行きましたが、確かにありません。「アンパンマン」「バイキンマン」「ドキンちゃん」「メロンパンナちゃん」「あかちゃんマン」などのほかのキャラクターはあるのですが、コキンちゃんだけが見つかりません。

しかし、「ちゃんと探せばすぐに見つかるんじゃないの?」とたかをくくっていた私。依頼者の子どもと一緒に、車などを使って遠方のお店を一軒一軒まわりはじめたのですが、見つかりません。


私個人としても、仕事で訪れた先々でコンビニ・スーパー・ドラッグストアを見つけては探し……。来る日も来る日もあっちこっち探しまわったのですが、見つかりません。

捜索開始から4か月が過ぎて年も明けたころ、私のなかに「どうにかして手に入れたい」というマニア心が芽生えはじめたため、改めてもう1度調べることにしました。
同商品は1箱12本入りで、キャラクターはアトランダムに入っているため、必ずしもコキンちゃんが入っているわけではないのだとか。コキンちゃんは人気キャラクターなので、たとえ売っていてもコキンちゃんだけがすぐに売れてしまったり、転売目的の人が買い占めたりしてしまうことも。そのため、売り場ではなかなか見当たらないんだそうです。

人口が多く商品の回転率が高い都会のお店で、新しい箱を開けて補充陳列してすぐの開店直後を狙うと購入できる確率が上がるとの情報をゲットしました。
しかし、開店前に並んで入店したり、開店してすぐのお店を数軒まわったりもしたのですが、やはり見つからないんです……。
「こんなに見つからないって、相当プレミアやん。見つけて転売したら?」なんて、よからぬことを考えはじめた、捜索開始から6か月近くが経ったある日。
依頼者の子どもが、「あったよ、見つかったよ」と棚を指差しました。しかも、見てみるといっぺんに2本のコキンちゃんを発見。

約半年かけて見つかったのは、都会ではなく郊外のドラッグストア。棚にはストックが残り数本しかない状態でした。ちなみに発見したのは、購入できる可能性が高いと聞いていた開店直後とはま真逆の時間帯である夕方。つまり、たまたま見つけたんです(笑)。※需要が落ち着きはじめたのかもしれません。
ようやく見つけたコキンちゃんチョコなのに、依頼者の子どもは購入後すぐ、もったいぶろうともせず食べはじめるやないですか。ですから、「どう? おいしい?」と尋ねてみたら、「うーん……ふつう」との感想(笑)。
見つけた2本のうち1本は、依頼者が「食べずに大切にしまっておきたい」とのことでした。


さて、今回のことを振り返り、思いました。やれ希少だ、激レアだ、なかなか手に入らないから手に入れたい、プレミアがつくかもだから転売や。と、一部の大人がおもしろがってできあがったストーリーに、子どもたちや周りの人間が巻き込まれ・踊らされ、こうなっていったんじゃないのかな……と。
そう感じた、コキンちゃん騒動でした。
※ラジオ関西『バズろぅ!』2026年4月4日放送回より
(『バズろぅ!』ラジオパーソライター・わきたかし)
