アメリカで空前の抹茶ブーム、マーケティングのうまい中国や韓国系オーナーの店舗が急増
ご無沙汰しております。すみません、ニューヨークの女、青木恵子です。
今年のニューヨークは本当に寒く、例年よりも10~15度も気温が低い日が続いております。
ところで、最近ニューヨーク、またアメリカで話題になっているんですけども、抹茶のお店がスターバックスに続いてどんどん増えている現状をご存じでしょうか。
スターバックスはビジネスがとても上手なので、早速、抹茶ブームにあやかって、なんと日本中の抹茶を買い占めたといううわさもあるほどです。
なぜ抹茶がこんなブームになったかといいますと、ファンクショナルドリンクと言われる、体に良い飲み物ということで、コーヒーから移っている傾向があります。
特に抹茶の中に含まれている成分が抗酸化作用で若返りを期待でき、ビタミンCも豊富ということで、アメリカのセレブリティーから始まり、どんどんポピュラーになってきました。
ただ、本来の抹茶を愛する人がいる一方、抹茶アイスクリーム、抹茶あずきドリンク、抹茶タピオカドリンクなど糖分の多いものもあり、本当に体に良いのかどうか、ちょっと疑問ではあります。
ブームは10年くらい前から少しずつ浸透していたと言われていますが、ここ2、3年の間に目を見張るほど抹茶ストアができています。
残念なのは、中国人もしくは韓国人系オーナーのお店が店舗数を伸ばしていることです。大きな理由としては、マーケティング能力が彼らの方が一段と上ということが挙げられるでしょう。
日本人は、良いものであれば売れるという固定観念があり、マーケティングやネーミング、プロモーションなどに熱心でない傾向がありますが、それに比べて中国や韓国系の経営者は、その辺が日本の経営者よりも優れています。
抹茶は日本で長く親しまれてたきたものにもかかわらず、まるで中国や韓国から発信されたようなイメージが形成されているのがとても残念です。
いずれにしても抹茶ブームが広がり、海外から押し寄せる波に日本では抹茶の生産が間に合わない現状には、びっくりしています。
文/青木恵子 内外タイムス編集部
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