ESSEonlineで2026年2月に公開された記事のなかから、ランキングTOP10入りした記事のひとつを紹介します。

3年半前に建売住宅を購入した日刊住まいライター。内覧の際、玄関に若干の狭さは感じたものの、ほかの条件のよさから買うことに決めたそう。ところが、住み始めて数か月たった頃から次第に「不便さを感じることが増えた」と言います。今回は、ライターが感じた狭い玄関のデメリットと、快適に暮らすための工夫について、詳しくレポートします。

※ 記事の初出は2026年2月。年齢を含め内容は執筆時の状況です。

2畳の玄関、狭さを感じつつも「選んだ理由」

筆者は夫婦と6歳、4歳の子どもの4人家族。2022年9月に4LDKの建売住宅を購入しました。

内覧時、玄関がホールとたたき部分を合わせて2畳しかないことに狭さを感じたものの「玄関は長居する場所じゃないから」とあまり気にしませんでした。むしろ、玄関がコンパクトな分、リビングが広い点を魅力的だと感じたのです。

わが家は靴の数もそれほど多くなく、「収納はシューズボックスだけでも問題ないだろう」とも考えていました。

最終的に、周辺環境や立地、間取り、価格帯のバランスがよかったことから、購入を決意しました。

家族の渋滞やにおいが発生!狭い玄関のデメリット

住み始めた当初は、とくにデメリットは感じなかったのですが、数か月が経ち、上の子が保育園に通い始めた頃から次第に、玄関の使いにくさを感じるようになりました。

●デメリット1:出かける支度をする家族で渋滞

まずは朝の玄関。私と子ども2人が同時に靴を履いたり脱いだりするにはスペースが狭く、玄関で家族が渋滞する毎日に、プチストレスを感じるようになったのです。

●デメリット2:ものの置き場がない

また、子どもたちが成長するにつれて増える外遊び道具や、盗難が心配で玄関に入れたい三輪車などの場所にも困るように。

●デメリット3:においがこもりやすい

さらに、わが家の玄関には窓もなく、次第ににおいが気になり始めました。

今回は、こんな不満だらけのわが家の玄関を少しでも快適にするために、筆者が実践した工夫を紹介します。

工夫1:簡単な棚をDIYして空間を有効活用

100円ショップで購入したブックエンドと木の板で、小物置きを作成しました。

木の板にブックエンドを接着し、ネジで壁に固定。手づくりなので、あまり重たいものはのせられませんが、マスク、子どもたちのヘルメット、外遊び用のシャボン玉やチョークなどちょっとしたものを置くことができます。

同じく100円ショップで購入したフックをネジで壁に固定して、簡易ラックも作成。これによって、砂遊び道具や虫取り網なども引っかけて収納できるようになりました。

空間をうまく使うことで、快適さがアップしました。

※ 取りつけの際には重いものはのせないようにし、地震の際などに落下してケガをしないよう設置する場所にもご注意ください

工夫2:ものを増やさないルールづくり

空間を活用しても狭い玄関の収納には限界があり、あっという間にものがあふれかえってしまいます。

そこで、玄関に置いているものを定期的に厳選し、シーズンオフの靴は別の場所にしまうようにしました。

また、常時出しておく靴はひとり2足まで、脱いだらすぐにシューズボックスへ片付ける、玄関ホールにものを置きっぱなしにしないなど、いくつかルールを設けました。

このルールによって、わが家の玄関がすっきりしただけでなく、「とりあえず置き」を防ぎ、狭い玄関でも心地よさをキープできるようになりました。

工夫3:玄関とリビングの間のドアを全開にして換気

前述したとおり、わが家の玄関には窓がないため、換気もひと苦労です。換気をしないと靴のいやなにおいやこもった空気が気になります。

そこで考えたのが、配達など来客時以外は、玄関とリビングの間のドアをあけて、サーキュレーターを玄関に向けてまわすことです。

また、出かける際はドアを大きめに開き、少しでも換気するようにしています。

はじめはデメリットを感じていた狭い玄関も、工夫を重ねることで快適に使えるようになりました。定期的に置いているものを見直すことで、本当に必要なものだけを厳選するようになり、限られたスペースでもすっきりと保つことができています。

わが家の工夫が、少しでも参考になればうれしいです。