屈辱の11連敗 地力を痛感する韓国で広まる日本への“アレルギー反応”「また同じパターンで膝をついた。試合後半に入ると自滅してしまう」【WBC】

最後の最後まで食い下がりながら、力及ばず。イ・ジョンフはガクッと肩を落とした(C)Getty Images
手に汗握る打撃戦を落とし、韓国国内には落胆ムードが広まった。
3月7日、韓国代表は、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンドC組の第2戦で、野球日本代表「侍ジャパン」に6-8で敗北。これで通算戦績が1勝1敗となった。
【動画】日本が誇る左右の大砲!大谷翔平の同点、鈴木誠也の勝ち越し弾をまとめてチェック
またも日本に敗れた。相手先発の菊池雄星から初回にいきなり3点を奪って幸先のいいスタートを切った韓国だったが、その裏に一死二塁の場面で鈴木誠也の2ランアーチで1点差に詰め寄られると、3回裏には大谷翔平、鈴木、吉田正尚がそれぞれソロホームランをマークして突き放された。
4回表にキム・ヘソンの同点2ランで一度は追いついた韓国だったが、計4つの与四球(申告敬遠を含む)で崩れた7回に3点を献上。終盤まで集中力が持続せずに競り負けた。これで日韓戦は2015年の「プレミア12」で勝って以来、引き分けを挟んで11連敗となった。
付け入る隙はあった。しかし、ここぞの局面であと一本が出なかった。かつて「宿命のライバル」と言われたのも今は昔。昨今では地力の差が明確に現れつつある。最終的に力及ばなかった今回の対戦もそれを物語る内容となった。
韓国国内では試合前から日本戦よりも、台湾(8日)と豪州(9日)との対戦を優先すべきとの見方はあった。実際、首脳陣が「エース」とは言い難いコ・ヨンピョを先発に抜擢したのは、ベスト8進出に向けた意図の表れでもあった。
ただ、運命づけられたライバルに敗れるのは、気持ちのいいものではないのも事実だ。日刊紙『My Daily』は「連敗を止めようとしたが、日本の壁は高かった」と記し、「非常に残念な結果だ。韓国は同じパターンで日本に敗れ、膝をついた。中盤まで互角の試合を展開していただけに、なおのこと悔しい」と惜しんだ。
「先に笑ったのは韓国だった。しかし、毎度お馴染みパターンで負けた。意外ながらこの11連敗中、韓国は日本と互角に渡り合う試合を繰り広げた回数も相当数あった。だが、今日もそうであったように試合後半に入ると救援陣が制球難を露呈し、自滅してしまうのだ」
10年間勝てずにいる韓国。彼らにとって日本との差は対戦ごとに広まっている感覚があるのかもしれない。
