© Wes Davis / Gizmodo
こんな古い鍵でもスマートキーに化ける!

スマートロックいいないいな〜。でも工事大変だし、今の鍵、使えるのにもったいない。

そんなあなたにおすすめなのが後付けタイプのスマートロック。今回ご紹介する「SwitchBot ロックUltra」の場合、2万2980円上乗せするとアダプターキットがついてきて、今ある鍵を取り換えなくてもOKになるんです。

うちの車庫の鍵はジミープルーフのロックで、こんな風に縦にロックがかかる構造。ずっと新しくしたいと思ってたんですが、取り換え工事を避けたかったらこれ一択(前に勝手口の鍵に使った「August Smart Lock Pro」のアダプタもあるけど、あちらは不安要素あり)。Lock Ultraは鍵の問題解消になるし、代替にもなるところがいいなと思います。

SwitchBot Lock Ultra

あらゆる鍵に使える後付けタイプのスマートロック。開閉が頻繁なドアには向かない。

価格

$139.90(通常価格の20%OFF)

好きなところ

取り付けカンタン今の鍵をそのまま使えるモジュラー風のデザイン少し変わった鍵でも大丈夫バッテリーは取り外して充電できるバックアップのバッテリー内蔵スマートホームのMatter規格準拠

好きじゃないところ

Bluetooth接続でラグが生じる場合ありカリブレーションが不安定Matter規格のリモート操作にはSwitchBotハブが必要安定した入力にはキーパッド(別売)も必要

今の鍵に寄り添うスマートロック

Lock Ultraのアダプタはあらゆる既存のデッドボルトに取り付けが可能。だから家族や友だちに渡した合鍵もそのまま使えます。隣近所にハイテクをアピールするような、メカメカしい見た目じゃないのもいいですよね。

丸っこいマットブラック。競合よりデザイン性に優れていて、今までの鍵がちょっぴりグレードアップして見えます。

バッテリーはフロントカバーをずらして外すと、すぐ取り出して充電できます。SwitchBotの話では、残量ゼロから約6時間で満タンになって、1日に開閉10回のペースで1年くらいもつとのこと。メインのバッテリー充電中は予備のバッテリーが稼働するので鍵の開け閉めに影響は出ません。

一般的なデッドロックの場合、少し分解が必要ですが、手順は単純で、プレートを取り付けて、3つあるアダプタから合うのをひとつ選ぶ程度のこと。うちの車庫はジミープルーフの鍵だったのでもっと単純で、アダプタをサムターン上に滑り込ませて、上にロックを乗せ、スペーサーを取り付けて同梱の接着剤で全体をドアに固定するだけで済みました。夏に熱で接着剤がドロドロにならないか心配だけど、冬の米中西部北部で1週間以上使ってみた限りでは落ちてくることはなかったです。

設営後も従来と変わりなく鍵は使えます。唯一の違いは、SwitchBotアプリを開いてタップすることでも開錠できるようになったこと。

ちなみにタップの操作にかかる時間は1秒から10秒くらいでした(Bluetoothで接続済みかどうかで差が出る)。

必ずつながるので、その点は安心です。これにひきかえMatter(対応機種はSwitchBot Hub 3やHub Mini)で互換性のあるApple Homeで操作する場合は、Siriに音声で命じても、Apple Homeアプリ内でボタンをタップしても、とても遅くて、途中でエラーになることもあります。Matterでハブと互換がとれるのはいいことだけど、ロックUltraを他社製エコシステム経由で操作すると安定性がネックになるので、それだけが目的でSwitchBot買うのはやめたほうが得策です。どのみちスマホで開錠するのは物理的な鍵を忘れたときの非常手段くらいに考えていたほうがいいでしょう。

堅牢なスマート機能

SwitchBotアプリに関しては便利な設定も各種あって、たとえばGPSベースの自動アンロックもそのひとつ。あと、長時間鍵が開けっ放しだとアラートが鳴るようにしたり、一定時間後に自動ロックがかかるようにもできます(ドアが閉まってるときだけロックがかかる設定も選べる)。ドアノブがゆっくり静かに回るようにできる設定も助かるし、なんならノブを回すときに光るリングライトはOFFにすることもできます。スピーカーの音がうるさければ、それもOFFにしちゃえばOK。自分もこれはOFFにして利用していました。

ライトとノイズをシャットアウトできるのは他社製品にも見習ってほしいポイントですね。

© Screenshots by Wes Davis / Gizmodo

機能名からは想像つかないものもあって(説明はアプリをONにしないと出てこない)、たとえば両手がふさがってるときに肘でノブが回せる「Quick Key」もそうだし、夜用の設定に一斉に切り替わる「Night Mode」もそう。すごくいい機能なのに、市場の全製品に備わってる機能じゃないので、意識して説明を読まないと見過ごしてしまう人もいそうです。

ちょっと嫌だなと思ったのは、接続しないと機能を一切いじれないこと。 Bluetoothでつないで使うスマートロックなんだから当然といえば当然。頭ではわかっちゃいるんですが、スマホでシンクしないと変更が反映されないのは接続待機中とかイラっときます。

待つのが嫌な人向けのソリューションもあるにはある

そういうせっかちさんのためにキーパッドも別売で何種類か用意されています。テスト用に送られてきたのは高性能な顔認証パッド(1万6980円)。これを導入すれば指紋や顔認証でも鍵が開くのでうんとスピーディーという付属品なんですが、使ってみたら指紋が読み取れないこともあって、顔認証もめちゃ不安定だったので、試用中はもっぱらパスコードを打ち込んでドアを開けていました。

ヒゲ面のせいか、登録のときには「顔を出して」っていうエラーが出まくりで。何日か経ったらファームウェア更新でその問題は解決しましたが、それでも実家の父親みたいに「背筋を伸ばして真っすぐ見て」とか言われて何回かリテイクが必要でした。

やっと登録できてからも、顔認証のたびに「近寄って」とか「遠ざかって」とか毎回注文つけられて。けっきょく、どこに立ったら一発で通るのか最後までわからずじまいでした。

© Wes Davis / Gizmodo

スマホをかざすとドアが開く面白い機能もあって、ちょっとHomeKeyっぽいけど別物です。こちらはAppleウォレットの交通系カード「Express Mode」を活用したもの。使えるのは日本の一部交通系カードだけで、利用には最低1000円のデポジットが必要です。ドルで試してみたけどクレカが何度か却下されて途中で断念しちゃいました。

顔認証パッドではパスコードをメインに使って、たまに顔、指紋認証で開ける感じでした。これだとロックUltraは1秒か2秒で開けられます。顔と指紋認証の不安定なところを解消してくれたら値段なりの価値はあるかもですが、指紋認証だけでいいのなら、指紋認証パッド(1万980円)やふつうのキーパッド(4980円)でも実現できるので、それを考えると割高感は否めません。

レビュー中は冬将軍でものすごく寒かったんですが、顔認証パッドもロックUltraも最低対応温度(マイナス20℃)で不具合なく使えました(顔認証だけは機能停止したけど)。ただし寒冷地で常用する場合、低温による故障の保証はされないので、寒冷地にお住まいの人はその点も考慮が必要です。

ニーズに合う人は「買い」

© Wes Davis / Gizmodo

ロックUltraは設営ロスを最小限にするソリューションです。うちみたいなジミープルーフの鍵やほぞ穴鍵をスマートロック化したかったら実質これに頼るぐらいしか方法はないし、鍵の外観改善にもなります。

まあ、アメリカではデッドボルトの鍵の家が多くて、キーパッドの鍵に取り替えても平気という感覚の人も大勢います。また、キーパッドとロックUltraを合計すると、190ドルのAqara U100 や170ドルのTCL D2 Proと大して変わらないので、予算面で二の足踏んじゃう人もいそうではありますよね。

とはいえ、ロックUltraはスマートロックとしては優秀です。自分で自分の好きな鍵を選んで使えるし、付属品を細切れに売るモジュール式なので、あとで必要になったらキーパッドは買い足す感じでもいいですし。玄関の鍵には使わないけど、車庫の鍵はこれにして大満足です。

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Source: SwitchBot

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