iPhone Fold、今年7月から量産開始か。iPhone 18 Proと同時発売するかも
折りたたみiPhoneが、いよいよ現実味を帯びてきた…ということで、さらなるウワサが聞こえ始めました。
中国の著名なデジタルリーカー「刹那数码」が微博(Weibo)に投稿した内容によれば、「予期せぬことがなければ、iPhone Foldの折りたたみスクリーンはiPhone 18 Proと同様に7月ごろから正式な大規模量産を開始し、同時発売される」とのこと。
これはテクノロジー産業に強みを持ち、Apple(アップル)界隈では著名な天風國際證券のアナリスト・郭明錤(Ming-Chi Kuo)氏が、かねてからiPhone Foldを2026年の「必須リリース製品」と予測していたこととも一致してきます。
中国サプライチェーン内部からも同様の情報が伝わっているようで、折りたたみディスプレイの量産はiPhone 18 ProおよびPro Maxのパネルと同時期の7月開始が見込まれています。
つまり、iPhone Foldは例年どおりに9月頃、Appleの秋の発表に間に合うことを改めて示唆しています。
スペックはこうなりそう
現時点でささやかれているiPhone Foldの主なスペックはこんな感じ。
折りたたんだ時の厚さは9〜9.5mm、展開時は約4.5〜4.8mm。ディスプレイは5.5インチの外部スクリーンと7.8インチの内部スクリーンの組み合わせが有力です。
折りたたみ端末の最大の課題である「折り目」については、“革新的なデザイン”での排除を目指しているとされ、側面には指紋認証のセンサーが採用されるのではないか、とも伝えられています。
本体フレームにはチタン合金を使用し、たわみを効果的に防止。ヒンジはチタン合金とステンレス鋼の複合構造で、耐久性と滑らかな開閉動作を両立させるといいます。
また、同時発売が予告されているiPhone 18 Proには、TSMCの2nmプロセスで製造されるA20 Proチップが搭載され、RAMは12GBに増加する見込みです。
サムスンが先行してワイドなやつを出してくる?
筐体デザインについても興味深い情報があります。
Appleはこれまでの折りたたみスマートフォンが採用してきた縦長の「縦折りブックスタイル」ではなく、より横幅の広い形状を選んだとされています。
ちなみに「HDblog」によれば、Samsung(サムスン)もこれに呼応するように「Galaxy Z Wide Fold」という仮称のモデルを開発中で、iPhone Foldより先行してGalaxy Z Fold 8と同時に夏頃の発売を目指しているのではないか、とのこと。
iPhone Foldのディスプレイが量産ラインに乗る頃には、折り畳みスマホも選択肢が増えている状態になっている計算です。
なお、ディスプレイの調達先について、Appleはサムスン一社に全面的に依存するような形で、LGには一歩退いてもらっているとの話も。
これだけ複雑なデバイスであるにもかかわらず、生産スケジュールが当初の計画どおりに進んでいるとなれば、AppleはiPhone Foldを「十分な時間をかけて開発してきた」と想像できるとHDblogは評しています。
2000ドル超え。それでも市場を動かす
気になる価格については史上最も高価なiPhoneになるとの見方が強く、2000ドル(約30万円)超えが予測されています。となると、もはやスマートフォンやタブレットの範疇ではない、かといってPCとも違う、新たなカテゴリーの到来を予感させますね。
それでもAppleの参入は、「折りたたみスマートフォン市場全体を大きく活性化させる」と予測しているのは調査会社のIDC。2026年の世界の折りたたみパネル出荷量は、前年比46%増になるとしています。Appleは初年度から22%以上のシェアを迅速に獲得し、業界トップ3入りを果たす可能性があるとも。
ちなみに、今回の各種報道には、少し気になる情報も含まれています。Appleが今年下半期の生産リソースをiPhone FoldとPro系フラグシップに集中的に割り当てるため、標準版のiPhone 18の発売は2027年初頭にずれ込む可能性があるというのです。
今年のiPhoneは、ハイエンドに全振りする年になるかもしれません。「まぁ、まだ替えたばっかりだしなぁ」というのも本音でしょうか…。
なお、AI生成によるiPhone Foldのコンセプト画像が中国テックコミュニティで多数制作されており、ビジュアルの想像力もかき立てられています。こんなふうにフォトリアルなイメージ図で見ると、手にした想像も膨らむというもの。
個人的にはメールとExcelの2枚画面使いが、結構グッとくるビジネスパーソンもいそうだな、と感じましたが…どうでしょうかね。
もちろん、まだまだあくまでもリークと予測の段階。「例外がなければ」というリーカーの言葉どおり、状況は流動的です。それでも、中国のサプライチェーン関係者と複数のリーカーが同時期に同内容を発信し始めたことは、何らか現実が動き始めているサインかもしれません。
Source: 刹那数码 Weibo , TechWeb via 新浪財経 , HDblog , 新浪財経頭条

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