松岡昌宏

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【前後編の後編/前編からの続き】

 タレントの国分太一(51)を巡る騒動に、ようやく終止符が打たれようとしている。事態急転の裏には元TOKIOメンバーとして苦楽を共にした松岡昌宏(49)らの働きかけがあった。松岡本人が初めて明かす和解の舞台裏と「ザ!鉄腕!DASH!!」降板の真相とは。

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 前編では、「鉄腕DASH」降板のウラで行われていた日本テレビ側とのやりとり、そして今も都内の自宅に帰ることができていないという国分の近況などについて報じた。

 降板を決めた松岡に対し、城島茂(55)は「鉄腕DASH」への出演継続を表明。「次の世代へとつないでいくことは、長く関わってきた者としての責務であると認識しております」とのコメントを発表した。

松岡昌宏

「城島さんと自分とではベクトルが違う部分がありますが、リーダーは絶対続けるだろうと思っていました。実は4者会談の時点で、城島さんはじめ、日本テレビの福田博之社長(64)らにも私が降板することは分かっていたと思います。そういった空気感を出しておりましたので。もちろん二人で辞める・続けるという選択肢もあったと思いますが、互いのポジションを理解した上で、“松岡がそっちに行くなら俺はこっち”との判断を城島さんはしてくださったのだと思っています」(松岡)

 重い決断をした城島には今も申し訳ない気持ちを抱えているといい、

「リーダーは『鉄腕DASH』に対する愛情や責任感が人一倍強い人です。そんな彼一人に(番組の今後を)背負わせるような形になってしまったことは本当に心苦しく感じています。そして、それ以上に後輩や共演者の皆さまに大変なご迷惑をおかけすることになった点については、非常に申し訳なく思っています」(同)

三人に共通する福島への思い

 日テレ局内でも、松岡らの働きかけによって事態が鎮静化する方向へ進んでいるのを歓迎する声は多い。

騒動後弁護士同席のもと初の会見を行った国分太一

「これまで人権救済申し立てなど、国分さんの言動に戸惑いがあったのは事実です。一方で、コンプラ違反の被害者とされる社員が昨年10月、何の説明もないまま異動になり、“真相にふたがされた”との声も一部から上がっていました。松岡さんたちの行動が、そんな局内で続く混乱も鎮める方向へ作用することが期待されています」(日テレ関係者)

 連絡は取り合っているものの、今年に入ってメンバー三人で会う機会はまだ訪れていない。しかし福田社長との面会を経て、それぞれが新たなステージへの挑戦に踏み出そうとしている。

 そんな三人に共通するのが福島への思いだ。

「私たちは本当に若い頃から福島の皆さまに育てていただいたので、こういった形になってしまったことは大変申し訳なく思っています。ただ縁が切れるわけではないので、自分たちができることはこれからもやらせていただきますと伝えています。皆が一番気にかけているのはその点で、お世話になった福島の皆さまへは“これからもよろしくお願いします”との気持ちで、変わらずお付き合いさせていただこうと思っています」(松岡)

日本テレビ様を恨んでいるわけではありません」

 最後に、松岡はこんな言葉を寄せた。

日本テレビ様を恨んでいるわけではありませんし、お世話になったとの気持ちで溢れています。日本テレビ様との間にあったわだかまりみたいなものも、私の中では終結したというふうに受け止めています。ただ最近の世間の視線なども拝見するに当たり、やはり皆さまから愛されるテレビ局であってほしいと切に願っております」

 松岡が投じた一石の波紋は広がり続けている。今回の騒動が残した教訓について、同志社女子大学教授の影山貴彦氏(メディア創造学)はこう語る。

「当初の日テレ側の対応は、国分さん一人を早々に処分し、番組継続を図る拙速なものに映りました。確かにキャスティングや降板の決定権は局側にありますが、番組出演はタレント側との合意があって初めて成り立つもの。自分たちの正当性を主張するばかりでは、タレント側の人権がなおざりにされかねない懸念があります。事実、コンプラ違反について、日テレ側がまったく情報を出さなかったことで、真偽不明の情報がネット上で拡散され、国分さんを不当に貶める結果にもつながった。日テレはこれで一件落着とせず、自分たちの対応にも反省すべき点はなかったかをきちんと検証するべきでしょう」

 TOKIOメンバーの道が再び交差する日も近いかもしれない。

 前編では、「鉄腕DASH」降板のウラで行われていた日テレ側とのやりとり、そして今も都内の自宅に帰ることができていないという国分の近況などについて報じている。

「週刊新潮」2026年2月26日・3月5日号 掲載