男性が年齢を重ねるとポッコリおなかになってしまう理由
男性が年齢を重ねるとポッコリおなかになってしまう理由
男性らしさを作り出すテストステロン
女性が女性ホルモンの働きで内臓脂肪がつきにくいのに対し、男性は残念ながら内臓脂肪がつきやすいのは否めません。
たとえば肥満と判定される腹囲は男性が85cm以上、女性が90cm以上と女性のほうが基準が緩めですが、これは内臓脂肪の量が同じくらいになるレベルで区切ったためです。つまり、同じ腹囲なら女性のほうが内臓脂肪が少ないということです。
ただ、男性にも体脂肪がつきにくくなる男性ホルモンがあるにはあります。男性ホルモンのテストステロンは、筋肉を発達させて男性らしい体をつくり、体脂肪を燃焼させる働きを持っています。ところがこのホルモンは20代をピークに落ちていき、その働きがどんどん失われていくのです。20代の頃は暴飲暴食をしても何ともなかったのに40代になってからはお腹がポッ コリと出てしまう……それはテストステロンの減少が関係していると考えられます。
また、テストステロンはストレスを受けることでも分泌が減ってしまうとされています。ス トレスを受けるとコルチゾールというホルモンが分泌されますが、コルチゾールが増えるとテストステロンが減ってしまうのです。年齢に加えてストレスでも分泌量が落ちてしまうのですから、働き盛りでストレスも多い中年以降の男性は簡単に内臓脂肪がつきやすいのです。
【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 体脂肪の話』著:土田隆

