鹿児島読売テレビ

写真拡大

 宝塚歌劇団などに人材を輩出してきた鹿児島市のミュージカルアカデミーが今週末、25周年の記念公演を行います。衣装を身に着け、本番さながらの稽古に励む子どもたちを取材しました。

(仁田尾美菜キャスター)
「25周年記念公演のリハーサルが行われている」

 今週末、鹿児島市で公演を行う「マリアミュージカルアカデミー」。俳優の上白石萌音さん・萌歌さんのほか、宝塚歌劇団や劇団四季などに人材を輩出してきたアカデミーです。設立25周年を記念し、卒業生も含めた約60人で上演するのは、日本語の奥深さに注目した物語、「小さいつが消えた日」。

 舞台は〝50音”が暮らす村です。

「小さいつは音が出ない。全部の文字の中で小さいつだけ」

音を持たない、小さい「つ」がいじめられ村を出ていくと言葉が通じなくなってしまい、他の音たちは小さい「つ」の大切さに気づきます。

 脚本・演出を担当した瞳まりあさんは「違いや個性を認め合う大切さ」を感じてほしいと話します。

(マリアミュージカルアカデミー・瞳まりあさん)
「私たちが、普段使っている言葉が人間と同じように一人ずつ性格があって、とても楽しいユニークで、普段気にしなかったことが改めて感じられる素敵なミュージカル」

 1年以上前から準備を進め、衣装や音楽もすべてオリジナルです。

(マリアミュージカルアカデミー・瞳まりあさん)
「そのまま握って、開ける感じで(座る)」

 本番を目前に控え最終調整に余念がありません。

(小さいつ役・冨永愛理さん(10))
「海や、うさぎや、タンポポの綿毛などの、初めて会った時の気持ちを想像することを心がけている」

(小さいつ役・浜嶋彩乃さん(12))
「みんな、一人一人がかけがえのない存在というのを、お客様にもう一度改めて感じていただきたい」

 ミュージカルは、12月20日と21日に鹿児島市の川商ホールで上演されます。